3年前、大阪市生野区の病院に車で突っ込み女性2人を死亡させた罪に問われた男の裁判で、大阪地方裁判所は禁錮3年の実刑判決を言い渡しました。
起訴状などによると無職の呉 昌樹被告(74)は3年前、大阪市生野区で車を運転中、アクセルを誤って踏んで病院に突っ込み、80代(当時)と70代(当時)の高齢女性2人を死亡させた罪に問われています。
これまでの裁判で呉被告は、「事故を起こしたことは間違いありませんが、すでに気を失っていた状態だった」と話し、起訴内容を一部否認。
検察側は「高齢であるからこそ、判断能力の衰えに応じて安全運転を心べきであるのに、それをしていないことは、強い非難に値する」と指摘し、禁錮4年を求刑していました。
一方、弁護側は「過失はない」として無罪を主張していました。
21日の判決で大阪地裁は、「事故の際に失神していたという合理的疑いがない」として、男の過失を認め禁錮3年の実刑判決を言い渡しました。