京都府南丹市で、11歳の安達結希さんの遺体を遺棄した疑いで逮捕された父親の安達優季容疑者(37)。
殺害についても認めているという安達容疑者とはどんな人物なのか。
小・中学校の同級生:もうびっくりです。いや、まさかでした。
こう話すのは、安達容疑者の小中学校の同級生。
(Q.どういう子でしたか?)
小・中学校の同級生:すごくおとなしい、真面目な印象があります。(中学時代)生徒会長をしてはった。
(Q.周りから信頼されるキャラ?)
小・中学校の同級生:そうですね。みんなの意見を採用するのが上手だった。
学生時代を知る人たちから聞こえてきたのは、「真面目」や「優しい」といった印象で、「まさか。間違いでありますようにと思った」と語る人もいた。
■「もうびっくり」と小中学校の同級生 学生時代知る人は驚き隠せず
また、小・中学校時代を知る別の人も、「みんなの意見を尊重する人物だった」と語りる。
小・中学校時代を知る人:リーダーシップはとれないけれども、みんなの意見聞いて。それを尊重しながら、『みんなこう言うてはるし、こういう風にしよか』って言うてた子みたいよ。小・中のときは本当に普通の子。特別悪いこともなかったし、特別ガリ勉でもなかったし」
そして「家族思いの子だった」ともいう。
小・中学校時代を知る人:おばあちゃん大好き。おばあちゃんの具合悪いってなると部活休んで帰って来たし、今回のことについて、『まさかまさか』って感じ。優季くんではありませんように。絶対間違いでありますようにって。

さらに高校時代の同級生も「いたって真面目で優しかった」と話す。
高校時代の同級生:僕の横の席か、前の席になることが多かったので。それこそ『消しゴムを貸して』とか、『ボールペン借してくれ』とかの会話くらい。
ちょっかい出しても、キレて『やめろや!』とか感情が高ぶったりするタイプではなかった。怒ることもないし、声をげることもないし、いたって真面目やし優しい子。
学生時代の安達容疑者を知る人たちは、一様に逮捕を受けて驚きを隠せない様子だった。

■職場の知人「結希くんとバスで隣り同士 仲睦まじそうに」
複数の知人によると、安達容疑者は高校を卒業してすぐに、隣り町の京丹波町にある電気機器会社に就職。
性格は明るく、誰とでも話せるタイプで社内の評判は良いという。
また、結希さんの母親とは、職場で知り合い、警察によると安達容疑者は結希さんの戸籍上の「養父」となっていた。
職場の知人は…
職場の知人:社員旅行では安達容疑者は結希くんとバスで隣り同士で座り、仲睦まじそうに見えた。
これまで虐待に関する児童相談所や警察への通報は確認されていないということだ。
また知人などによると安達容疑者は行方不明になった翌日から、親子3人で「旅行に行く予定だった」という。

■結希さんの情報求めるチラシ配る様子の「冷静さ」に“違和感”
一方、取材をすると近隣の人たちは、結希さんを探すチラシを自ら配る安達容疑者に対して”違和感”を覚えていたことが分かってきた。
中華料理店を営む男性は、先月26日、安達容疑者から情報提供を呼び掛けるチラシを受け取ったという。
チラシを受け取った人:26日の昼の忙しい時ですよ。12時か13時くらいにかけて来た。
(Q.持ってこられた時の様子は?)
チラシを受け取った人:こわいくらい冷静やったかな。冷静やったから、支援団体の方かと思ってしまう感じでした。『この子、捜してるんで』って。
行方不明となって間もないタイミングでも安達(あだち)容疑者は冷静な態度だったという。
(Q.チラシを持ってきた父親が容疑者とわかってどう思う?)
チラシを受け取った人:そんなことするんやなって。ただただ怖い。言いようがない。

同様の違和感は他の人も…
チラシを受け取った人:眼鏡とか、髪型とか、あの日来られた方だって。
女性は先月31日に、安達容疑者からチラシを受け取りました。
チラシを受け取った人:チ淡々とされていたんで、特に熱心に探されていると思わなかった。
チラシを受け取った人:『もう少し目立つとこ貼りましょうか』って声かけさてもらったんですけど、『は~』みたな感じだったんで。『えっ』とは思いました。お父さんだとしたら違和感。
チラシを受け取った飲食店の人:31日に男の人が来られて『この子知りませんか?』って。『貼ってもらえませんか』って言われて。慌ててはる様子なかったんで、普通やし。違和感はあった」
子供の行方がわからない中で、他人が“違和感”を覚えるほどの冷静さだったという。
結希さんの殺害についても認めているという安達容疑者。警察は動機や事件の詳しい経緯を調べている。
(関西テレビ「newsランナー」2026年4月16日放送)

