薬局から提出された「麻薬廃棄届」の受理控えを、兵庫県が誤って別の薬局に返送していたことが分かりました。
兵庫県によると今月10日、神戸市内の薬局から提出された「調剤済麻薬廃棄届」を受理した控えを、誤って別の薬局に送信していました。
受け取った薬局から神戸市保健所を通じて連絡があり発覚したということです。
廃棄届には、患者の氏名、医薬品の名称、薬局担当者の氏名とメールアドレスが記載されていました。
届け出にあったのは医療用麻薬に分類される痛み止めで、患者側から余ったものを受け取って薬局が廃棄したもので、その場合30日以内に都道府県へ報告することが法律で義務付けられています。
兵庫県のシステムでは、届け出た薬局が自動で宛先に設定されますが、人事異動で初めてこの業務にあたった職員が手動で操作し、取り違えたということです。
兵庫県は薬局への謝罪と情報の廃棄の確認を済ませ、患者本人にも謝罪する方針で、「事務処理手順の見直しと個人情報管理の意識の徹底など再発防止に努める」としています。
兵庫県では去年10月に電子マネー「はばタンPay+」の申請画面で別人のマイナンバーカード画像が表示されるなど、情報漏洩問題が相次いで発生しています。