「不正購入されたスマートフォンが犯罪組織に使われている」などと警察官を名乗る男からのニセ電話の話を信じ込み、山口市の30代の男性が1040万円をだまし取られていたことがわかりました。

山口南警察署によりますと、山口市の会社員の男性(30代)のスマートフォンに3月20日、「+」で始まる電話番号から着信があり、債権回収業者を名乗る男から「カードの未払いがあります。カードを不正利用された可能性があるので、警察に被害届を出してください。不正利用の中に京都で購入されたスマートフォン代が含まれています。今から京都府警につなぎます」などと言われ、指示された番号を押したところ、京都府警の警察官を名乗る男に電話がつながりました。

男性は男から「カードの不正利用の件で京都まで被害届を提出しに来てほしい」と言われ、京都まで行けないと伝えると、男から「被害届を作るのでビデオ通話に切り替える」などと言われました。

その後、メッセージアプリのビデオ通話で着信があり、京都府警の警察官を名乗る男や検事を名乗る男から「あなたのカードを使って不正に購入されたスマートフォンが犯罪組織に使われている。逮捕されて刑務所に入るか保釈保証金を支払って逮捕されないかのどちらかだ。保釈保証金を受けるには被害総額の何パーセントかを支払う必要がある」などと言われ、話の内容を信じた男性は3月21日から24日かけて5回にわたり、指定口座に計1040万円を振り込み、だまし取られたということです。

警察はニセ電話詐欺事件として調べるとともに、
▽非通知や+で始まる国際電話など心当たりのない電話番号からの電話に出ないこと
▽万が一電話に出てしまっても、一度電話を切断して、家族や警察に相談すること
▽警察などの捜査機関から口座振り込みを指示することはない
と注意を呼びかけています。

テレビ西日本
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