秋田県男鹿市で12日に起きた陸上風力発電の風車のブレードが折れた事故について、時系列で振り返ります。

事故があった風車は、事故直前は出力制御のため止まっていました。

運転が始まったのは12日午後2時。しかし稼働させたところ、何らかの不具合が生じたため、5分後に緊急停止したということです。

つまり、事故は運転再開後まもなく発生したとみられています。

風車の半径60メートルほどの範囲で破片などが見つかっていて、大きいものは長さが約6メートルです。

近くには同じ発電事業者の風車が3基ありますが、事故直後から停止していて、当分再開しないということです。

今回破損した風車は、国の基準にのっとり年に2回の定期検査が行われていましたが、直近の検査は3月3日に行われたばかりで、異常は確認されていませんでした。

これ以外にも管理するメーカーが自主検査を行っていますが、この検査でも異常は確認されていませんでした。

事故のあった風車はドイツのエネルコン社製で、運転開始は2016年11月です。

風車は、2025年5月に秋田市新屋で起きた風車ブレードの落下事故のものと同じ型だということが分かっています。

ただ2つの風車は素材が異なり、経産省は「全く違うタイプの風車」と話しています。

2025年の事故の原因は「落雷」と推定されていますが、今回の事故は全く違う原因の可能性があります。

風力発電の先進県ともいえる秋田は、風車と切っても切り離せない関係です。現地では調査が進んでいますが、1日も早い原因の究明、そして再発防止策の徹底が求められます。

秋田テレビ
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