元高知ファイティングドッグス(四国IL)の金城朋弥投手が米大リーグのトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結ぶことがわかり、日本時間の7日、本人が高知さんさんテレビの取材に応じました。

《金城投手との一問一答》
Q. 急なことでびっくりしました
一応ブルージェイズと契約させていただく形になりました。

Q. 実際に契約するのはいつ?
契約書を書くのはドミニカの明日なので、日本だと今日になるんですよ。今ドミニカが夜の10時なので、8時間後とかになるんですかね。

Q. マイナーのどこの傘下になりますか?
そこが契約して詳しく話するっていう感じだったので、自分がたまたまドミニカにいることもあって、1回、施設でサイン、契約という話なので、まだどこに配属されるかは、ちょっと詳しくは分かっていない状態です。

Q. どこに配属されるか分からない
そうですね。 多分、チーム状況によって変わってくるんですけど、シングルAだったりダブルAという話はされるんですけど、確かじゃない情報かもしれない感じです。

Q. ここまでの経緯は?
経緯で言うと、自分はオフシーズンにドミニカに来てトレーニングだったり…1番はMLBの球団との契約を目指してきたんですけど…

Q. メジャーということ?
そうですね。それこそブルージェイズとかとを目指してドミニカ共和国に来て、トライアウト受けながらトレーニングしながら、そういうスカウトに見てもらうチャンスがあったので、そこでアピールして契約という形になります。

Q. ドミニカに行ったのはいつ?
ちょうど2か月前ぐらいなので、1月の28日ぐらいにドミニカに着いたので、2か月弱ぐらいです。

Q. ドミニカで契約した
ドミニカ共和国は、メジャーの30球団の施設があるんです。トライアウトも毎日やっているので、そういう文化で、その施設で契約のサインする感じになっています。

Q. ドミニカと高知での生活を比べるとどちらが大変?
いや、それはドミニカですかね。言葉もありますし、買い物ひとつでも、色々日本とは全く違いますし、交通の車の感じとかも違いますし、一番は食事なども結構違うので。高知よりはちょっときついっすね。

Q.  通訳はいるんですか?
代理人の方がいて、その方がスペイン語を喋れる。
Q.  野球をしている時はついていてもらう?
はい。そうです。

Q. 契約が決まったときの気持ちは?
決まった時は、正直その場っていうか、もう「オファー出すからサインしてくれ」みたいな感じで。

元々ここのトライアウトの文化として一発で決まることは基本的にはなくて。ドミニカのチーフスカウトがいて、ドミニカの偉い人がいて、アメリカの上司の方が来てっていう、3段階、4段階ぐらいやらないといけなくて。各球団なんですけど。

たまたまブルージェイズが偉い人が来ていて、その時に投げて1回目で決まったので、「これで決まっていいのか」という感情にはなりました。

 実感がわかないというか、そういう決まるまでのプロセスがドミニカに来てある程度分かっていたので、「本当なのかな?」みたいな感じがありました。

Q. 正直、疑っている気持ちもある?
疑ってる…そうですね、 色々チャンスも…契約の目前まで行った球団もあったんですけど、途中でなくなるのも全然あったので、ブルージェイズもそうなる可能性はやっぱある、と思っていたので、実感がわかないと言ったらちょっとおかしくなるんですけど、ちょっと分からない世界…変な感情ではありました。

Q. 高知時代があったから契約に至った部分はある?
そうですね。高知に行って…間違いなく、高知に行かなかったら契約できてないな、というのは自分で思って。

去年まで投手コーチの井上さんだったりのアドバイスもあって。その1年間で活躍することは自分の中では全然できてなかったんですけど、ドミニカに来て高知でやってきたものが今形になっているというのもありますし、ひとつは、ドリスが去年いたので、ドリスがちょうどブルージェイズにいたので、メジャー経験していて。

ドリスの…ちょっと言っていいかのは分からないんですけど…直接、「お前は日本向きじゃないね」みたいに言われたんですよ。

Q. ドリス投手に?
はい。それでアメリカで自分を厳しい環境に置いて、ちゃんと切磋琢磨と言ったらちょっとおかしいんですけど、自分を磨いていくことが君には大事だ、みたいな感じで言ってもらって。

そこからMLBを目指すきっかけになったのもありますし、ドリスとキャッチボールを結構やっていて、 それで色々アドバイスもしてもらって。日本で活躍するってよりはアメリカで活躍する方法をドリスさん、めちゃくちゃ言ってきて。それも今生きているのかなと思っています。

Q. ドリス投手がいなかったら今の金城選手はない?
そうですね。 高知での生活もそうですし、ドリスに出会ってなかったら、こういうマインドセット、目標設定の部分でも曖昧だったと思います。技術的にも高知でいろんな指導をしてもらえましたし、その経験が今形になっている感じです。

Q. 高知でも生活面はきつかったと思うんですけれども、マイナーに行っても、やっぱりきつい環境が続く?
今聞く話では、ちゃんと寮も無料で、給料もちゃんと払われて、生活も全然アメリカでできて…という感じで、苦しいと言った方がいいのか、ちょっとわかんないんです。

給料もちゃんと払われて、昔のマイナーのそういう環境とは全然違うらしくて。貯金もめちゃくちゃできる感じの…あんまり他には言えないんですけど、そういう環境とは聞いてます。

Q.高知での一番の思い出は?
思い出はたくさんあるんですけど…難しいですね。めっちゃしょうもないことになっちゃう。

ひとつは、「ゆの森温泉」に行って、たくさんお風呂に入って疲労回復させたのと、その後に、寮のトレーニング室で仲のいい選手とストレッチをして1日が終わる…っていうそのサイクルが一番の思い出ではあります。

Q.目標、決意を教えてください
今の目標は高知の終わる頃に決めた目標なんですけど、それはメジャーのトップの選手になって最終的にはサイ・ヤング賞投手になりたいという目標が、最終的な目標です。

自分の中で正直、入ってもその組織でまだプレーしたわけでもないので、ちょっとなんかわからないというか、想像はつかないんですけど。

せっかくそういう舞台でやらせてもらうなら1番上の賞、と言ったらあれなんですけど、栄誉を得れるように努力したいなと思っています。

Q. ブルージェイズは去年、ワールドシリーズで注目されたチームです
自分も正直、ブルージェイズっていう気持ちはあるんですけど…名前もある球団で。レベルもマイナーでも競争が激しい球団なので。

気を引き締めるじゃないですけど、より一層、やることやらないといけないなという気持でいます。

Q. NPBは諦めて行かれたという認識で大丈夫ですか?
そうですね。ドラフトにかからずに…狙えるその位置にドラフト前にいなくて。

その時に、ずっとシーズン中から、それこそドリスが「NPBじゃなくてMLB目指した方がいい」みたいな感じで言ってきたので、シーズン途中から、MLBの思考に変わってきて。それこそMLBで契約するためには、球速のラインとか、結構明確にあるので、そこにシフトチェンジしたというのはあります。

Q. 対決したいバッターは?
対決したいバッターですか…大谷さんになるんじゃないですか?
Q. 大谷翔平選手
そうです。それこそ、ワールドシリーズで負けているのもあるので。 三振よりか、バットを折りたいです。

Q. それは伝説に残りますね
そうです。三振より、そっちの方が嬉しいかもしれない。

取材:川村和久(高知さんさんテレビアナウンサー)

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