今年の電気料金を見ていきます。いずれも平均家庭での料金です。
1月から3月の使用分までは政府の補助金があり、いくらか負担は軽減されていましたが、4月使用分からはこの補助が無くなります。前の月と比べ400円以上、負担が増すことになります。
イラン情勢など今後の値上がりも懸念される中、各家庭ではどんな工夫ができるのしょうか?
Q電気代、実感としていかがですか?
街の人は
「電気代上がってますね!高いですね。寒いけれど我慢しようかなと。室温20度ぐらいになったらいいかなと。23度ぐらいほしいが」
「(照明を)こまめに消すぐらい」
「前からやっているのは夜間電力で食洗器や洗濯機を動かしている」
「家中、全部つけるのが好きだったけれど消している。テレビもずっとつけるのをやめた」
新年度の暮らしを直撃する電気料金の値上げ。
こちらは東北電力が発表した今年の電気料金です。1月から3月の使用分は政府の補助金がありましたが、4月使用分から無くなります。それに伴い、今月は平均的な家庭で前の月より462円高い8651円に。
さらに不安な要素として、この価格上昇にはイラン情勢が含まれておらず、今後もさらなる値上げが予想されています。
家庭でできる節電対策は…。
仙台市若林区新寺に住む、島望さんです。長男の芯樹さんは、この春、小学校に入学します。
島さんは日中、自宅で仕事をすることが多く、エアコン、照明、加湿器、空気清浄機などはフル稼働。今年に入り3月までの電気料金は、1カ月の平均で2万4000円ほどと、家計に重くのしかかりました。
家庭でできる工夫には限界がありますが、それでも出来る限りの節電を心がけているといいます。
島望さん
「こまめに電気を消す、寝る部屋に行くたびに照明がついていないか確認したり、エアコンを付けないで着こんだりしていた」
こう話す島さんですが、ほかにも。
島望さん
「一番広い窓の下にプチプチ(エアパッキン)をつけていて、これで断熱して熱を外に逃がさないようにしている」
さらに…
島望さん
「廊下まで繋がる扉にカーテンをつけて熱が逃げないように気をつけている。反対側に突っ張り棒つけてカーテンを垂らしている状態」
室内から熱を逃がさない!玄関から室内にも冷たい空気を入れない工夫だそうです。
電気料金だけでなく、ガスもモノの値段もあがったこの4月…。島さんは、大人の不安が子供に影響しないよう気をつけたいと話します。
島望さん
「何ができるか家族で相談しないといけないと思うが、ちょっとしたことでピリピリして子供にいかないようにしないといけない」
家庭でできる節電対策について、節約アドバイザーの丸山晴美さんにお伺いしました。
まずは電気を多く消費する家庭の4大家電、エアコン、冷蔵庫、テレビ、照明に気をつける。
こまめに消す、節電モードにするなどが挙げられますが、これらはすでにやっている方も多いと思います。
ということで次の一手として注目なのは「待機電力」です。使用していなくても消費される電力のことで、待機電力は電気消費量全体の5%にあたると言われています。
少ないと思う人もいるかもしれませんが、丸山さんは、節電対象としては大切だと指摘します。
例えば給湯パネル、こまめに消すだけでも有効だそう。
※ガス給湯器・・・年間約1780円(最新のもので約1056円)※エコキュート・・・約2716円節約可能
続いてはスイッチ付きの節電タップ。こちらも待機電力が大きく、こまめにスイッチを消すか、それが手間な場合はランプがつかないものに変えてしまうのもおすすめだそうです。
そして多くの電気がかかっているのが、トイレの暖房便座だそうです。便座の温度設定をオフにして、シートを貼るだけでも効果があるということです。
さまざまな方法がありますが、丸山さんは節電を無理のない範囲で習慣にしてしまうことがポイントだと話していました。