国民民主党の玉木代表は2日、党の会合で挨拶し、アメリカのトランプ大統領が国民向けに行ったイラン情勢に関する演説を踏まえ、「ますます混迷が深まっている」との認識を示した。
トランプ大統領は日本時間の2日午前、国民向けの演説を行い、「今後2~3週間でイランへ徹底的に攻撃し、石器時代に戻す。その間も協議は継続する。(イラン攻撃の)目的はほぼ達成された」などと強調した。
会合の中で、玉木氏は「マーケットは反応して、演説の後、ニューヨークの原油先物も1バレル104ドルぐらいまで上がっているし、日本の株価も下落している」と指摘し、「市場はどちらかというと、戦闘は収束ではなくて、むしろ当面続くと織り込んでいる。ますます混迷が深まっている」と述べた。
また、1965年にベトナム戦争でアメリカ軍による大規模な空爆が行われた際、「北ベトナムを石器時代に戻してやる」と発言したとされるルメイ空軍参謀総長に言及し、「それを踏まえての言葉だと思うが、ベトナム戦争のような泥沼に陥らないことを心から祈る」と強調した。
そして、「外交的な努力をそろそろ日本としてもアメリカのみならず関係国やイランに対しても行っていく時に来ているのではないか」と訴えた。