ホテルや旅館の利用者から1人1泊200円を徴収する「宿泊税」が県内で4月1日から導入されました。初日のホテルを取材しました。
広島市内のホテルでも徴収が始まった宿泊税。
【若木記者】
「県内でもトップクラスの客室数を誇るこちらのホテルでも1日から宿泊税が徴収が始まります。フロントには1人1泊200円の案内が英語表記と合わせておかれています」
1人1泊あたりの料金が「税別6000円以上」の場合、一律で200円が課されます。
一方、修学旅行などの学校行事については免除されます。
初日の1日、リーガロイヤルホテル広島では従業員がチェックインをする客に対し宿泊税について説明していました。
【ホテルスタッフ】
「お部屋代はご精算いただいておりますので、駐車代金と今回、宿泊税、4月から導入されます。その2つのご料金を合算したものを合わせてお支払いお願いします」
【リーガロイヤルホテル広島・安武亜希宿泊部長】
「お支払いに関してはクレジット・現金・あとはQRコード決済など色んなものが使用できますのでそこはキャッシュレスも含めて進めていきます」
宿泊客は・・・
【アイルランドからの宿泊客】
「200円は高くはない。観光事業に活かされるならいいと思う」
【横浜から】
「お迎えをするにあたっての環境整備であるとかサービスを提供する部分があるわけで、そういったものに対して何らかの形で税金を取るというのは筋は通っていると思います」
【岡山から】
「広島で導入する必要があるのかないのかってのはちょっとよく分からない。実際(税金が)どう使われるか分からないし」
一方、こちらのホテル石本。
宿泊料金は5000円台から1万円台で、課税対象に「なる」客と「ならない」客が混在することに。
宿泊税の導入にあたり、レジシステムを改修しました。
【ホテル石本・石本修二マネージャー】
「正直なところですね、混雑する。オペレーションも増えますし、難しいことではあります」
また、宿泊客にはスポーツ大会に参加する学生の団体客も多く、今回の課税対象の線引きに戸惑いも隠せません。
【ホテル石本・石本修二マネージャー】
「(宿泊税は)修学旅行生には免税になります。ところが同じ学生さんでスポーツ(大会出場)で来られる方が6000円以上になると200円徴収というのが、ここは一つ、アドバンテージをあげてもいいのかなと個人的には思います」
それでも、中長期的な視点で、宿泊税の活用には期待しています。
【ホテル石本・石本修二マネージャー】
「この宿泊税が広島の魅力アップ、ひいては広島をリピートしていただく旅行者が増えるということで最終的には弊館にも大きなメリットがあるんじゃないかなと」
県は今年度の税収を15億7000万円と想定していて、そのうち徴収経費などを除いた12億6000万円が事業費に充てられる見込みです。
【リーガロイヤルホテル広島・安武部長】
「京都、東京、大阪に比べるとやはり連泊していただけるお客様がどうしても広島の方が少ないのかなと感じておりますので、観光都市として広島をアピールしていただきたいですし、宿泊して良かったというコンテンツもどんどん増やしていただきたい」