イトーヨーカ堂が低価格のプライベートブランドを拡充。
その戦略と工夫とは。

食用油やカップラーメンなど4月に値上げされる食品は2798品目。
新年度に入っても物価高は続きますが31日、イトーヨーカ堂が発表したのはプライベートブランドの強化です。

イトーヨーカ堂 フード&ドラッグ事業部長・土居仁さん:
品位と味は妥協しない。無駄を省いた商品設計を通じて、いかにコストダウンを実現できるか。

イトーヨーカ堂は価格帯ごとにブランドを3種類に分けていて、今回強化するのが低価格帯のセブン・ザ・プライス。

日常の食卓で使用頻度が高い商品を中心に全体の品ぞろえを、約400品に増やすとしています。

では、どのように低価格帯を実現しているのでしょうか。

セブン・ザ・プライスの商品は一見シンプルに見える白いパッケージです。
これはあえて装飾をなくすことで包装資材のコストを抑えています。

「マヨネーズ 1kg」は624円。
容量を増やすことで100グラム当たりの価格を抑えるほか、キャップにはメーカーの既存品を使い、資材コストを削減しています。

「国産きざみのり(20グラム)」は焼きのりの加工で出る端材を活用。
「ブルーベリー(560グラム)」は粒の大きさの選別作業を省くなどして価格を抑えています。

来店客からは「必ず冷蔵庫に入っているものが容量大きい。いっぱい買って安くなるなら、うちは消費できるのでありがたい」「そんなに(値段を)気にしなくても買える。セブンだから安心感がある」といった声が聞かれました。

消費の二極化なども背景に拡大を続ける低価格帯のプライベートブランド。

イトーヨーカ堂は、新年度のセブン・ザ・プライスの売り上げを前年度と比べ2割増やすことを目標にしています。

イトーヨーカ堂 フード&ドラッグ事業部長・土居仁さん:
原料をいかにみんなで協力し合いながら調達できるか。無駄なモノは本当にないか考えながら(低価格を)実現していきたい。

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