長野県内でも花見の季節が到来しています。この週末は、初夏を思わせるような陽気となりました。長野市信州新町では梅の下でジンギスカン、高森町では満開の桜を眺めながら抹茶。各地で花見を満喫していました。
■1000本の梅が見ごろに
枝いっぱいに白い花をつけた竜峡小梅。鮮やかなピンク色は紅梅です。
その花の下では―。
訪れた人:
「外で食べた方がおいしいです」
味わっていたのはジンギスカンです。
ここは、長野市信州新町の「ろうかく梅園」。1000本余りの梅が植えられています。
2026年は、例年より1週間ほど早く3月初旬に咲き始め、現在、見ごろを迎えています。
訪れた人:
「桜とは違ってまたかわいい」
「白も赤もあってきれいでした」
「咲き乱れていて、色とりどりでいい時期に来られて良かった」
■恒例の花まつりで太鼓や種飛ばし
この週末には恒例の「花まつり」が開かれました。
須坂市を拠点に活動する、天明五閑太鼓による太鼓の演奏や、梅を味わってから種を飛ばして飛距離を競う「種飛ばし」も。
梅を食べて―。
子ども:
「うめー」
子ども:
「楽しかった」
子ども:
「途中はどきどきしたけど、とても楽しかった」
■手ぶらでOK!お花見ジンギスカン
メインのイベントが―。
梅の花の下で行う、お花見ジンギスカンです。
有料の席が用意され、会場で販売している肉や野菜などを購入すれば、手ぶらでジンギスカンが楽しめます。
子ども:
「おいしい」
千曲市から:
「風景もいいし、こういうところで食べるとおいしく感じますよね。もともとおいしいですけど」
市内から:
「もう最高です。天気もいいし、素晴らしい。友達と一緒に飲んで」
「お花の下で最高だよね」
3月28日は絶好の花見日和となり、訪れた人たちは、今だけのぜいたくな時間を過ごしていました。
花まつり実行委員長・熊井重幸さん:
「天気も味方してくれて、ちょうどいい時期にお祭りもできたので、今年の花は最高です。満開の状態が桜と違って続くので、10日くらいは楽しめると思う」
ろうかく梅園では4月5日まで梅園を無料開放していて、花を間近に眺めることができます。
■満開の桜の下で高校生が抹茶
満開を迎えたエドヒガンザクラ。その下で、多くの人が花見を楽しんでいます。
3月29日、高森町の旧下市田学校で開かれた花見イベントです。
会場の一角で抹茶をたてていたのは飯田女子高校茶道クラブの生徒たち。
一杯一杯丁寧にたて、訪れた人に提供していました。
■訪れた人「心が洗われる」
訪れた人:
「子どもたちが一生懸命入れていただいて、おいしくいただきました。心が洗われる感じ」
訪れた人:
「桜もちょうど見頃で、外で抹茶もいただけてとてもおいしい」
訪れた人:
「大変おいしくいただいております。春だなと感じる」
■古い木造校舎に響く琴の音色
1888(明治21)年に建てられたという古い木造校舎。その中では、飯田女子高校邦楽クラブによる琴の演奏も。
窓の外には満開の桜―。
訪れた人たちは、桜を見ながら生演奏を楽しんでいました。
■「来年も」地域住民の声が励みに
イベントは、校舎の活用に取り組む住民有志が、毎年この時期に開いています。15回目の2026年は200人ほどが訪れました。
訪れた人:
「日本的な経験ができて、とてもいい日になった」
下市田学校応援隊・吉田正治さん:
「見た人の『毎年楽しみにしているよ』『今年もよかった』『また来年も来たい』とかいろんな声を聞いて励まされて、また来年もやらなきゃなと」
桜前線が北上中の県内。花見シーズンはまだまだ続きます。