新1年生にとっても同じように、小学校生活は今までとは別世界。だからこそ親の目配り・気配りがしやすいリビングで、勉強をしてもらうことにしたのです。
「SOS」も受け取りやすい
子供が勉強で困ったときに、子供の「分からない」「手伝って」というSOSを、すぐに受け取れるのも「リビング学習」の大きなメリットです。
私も海上保安官として初任地の巡視船に配属されてすぐの頃は、右も左も分からず不安な気持ちでいっぱいでした。仕事の質問をしたくても上官の部屋を訪ねるタイミングも分からない…。しかし、そんなときに先輩が「困った時は『公室』(巡視船の共用スペース)に来い。誰か必ず居るから!」と、アドバイスをくれました。
先輩の助言通りに公室で書類作成をしていると、近くを通る上官や先輩方が顔を出してくださったり、声をかけてくれるので、「これで合っていますか?」と書類のチェックを気軽にお願いできて、とても助かりました。
新1年生も、慣れない勉強に戸惑うことも多いはず。そんなとき、すぐに「分からないから教えて」と、言える環境があると安心ですよね。
【工夫2】ストレスなく使える道具を選ぶ
勉強がはかどる環境づくりでは、「ストレスなく使える道具」を使うことも大切です。私が海上保安官だったころ、女性で小柄なこともあり男性が多い海上保安庁の「規格」が合わず、食器の収納棚に手が届かない、訓練で使用する拳銃が大きすぎて片手で撃てないなど苦労する場面が多々ありました。その経験から、毎日使うモノは「ストレスなく使える」を意識して選ぶようになったのです。
新1年生にとっても、ストレスを減らすための道具選びは大切です。
わが家では、数々の失敗を経て、力を入れなくてもサッと消せる「よく消える消しゴム」を導入しました。普通の消しゴムより値段が数十円お高めですが、ストレス軽減の効果は抜群!
以前は、書き間違いや計算ミスが多く、書き直しのたびに「もう!なんで消えないの!」と、消しゴムに怒っていた長男ですが、よく消える消しゴムのおかげで、今では平常心で書き直しができるようになりました。
