“空洞化”が懸念されている福島駅西口に、3月28日新たな店舗などが一斉にオープンする。活性化に向けた起爆剤になるか!?

■オープン前日 一足早くお披露目
JR福島駅西口直結の「パワーシティPivot(ピボット)」は、2025年秋頃からリニューアル作業に着手していた。3月28日にオープンを迎える8店舗のうち、新規出店は6店舗。
たこ焼きとお酒を提供する「築地銀だこ・銀だこハイボール酒場」は福島県内初。いまなら、メジャーリーグ・ドジャースタジアムで販売しているメニューも楽しめる。広報室の堀込和江さんは「たこ焼きをつまみに、ぜひ気軽に楽しんでいただきたい」と話す。
さらに、郡山発の「富久栄珈琲」が福島市に初進出。タリーズコーヒーは、東口エリアに次ぐ出店となる。また、全国に展開する「丸亀製麺」と「喜多方ラーメン坂内」も。
そして、飲食以外ではメガネの「Zoff」が福島県内初出店となる。

■活性の起爆剤に
JR東日本東北総合サービス営業部の新川あいかさんは「駅だけの盛り上がりだけではなく、ここでにぎわいを作ることで福島のまち全体が元気になるような施設を目指しいる」と話す。
大型商業施設の撤退などで、福島駅周辺は空洞化が懸念されていて、起爆剤になることが期待されている。
街の人は「もうちょっと賑わってほしいといつも思っている。中にお店が結構できるのを期待してます」という。
「パワーシティPivot」は4月以降もリニューアルを続け、年内のグランドオープンを目指している。

■福島駅周辺のこれから
【福島駅西口】
3月28日にオープンするピボット内には、4月15日が「ロピア」がオープンする。ロピアは、県内初出店となる大手食品スーパーで、新たな買い物の拠点として賑わいそうだ。
一方で、福島駅西口の目の前にあった「イトーヨーカドー福島店」は、2024年5月に閉店し、現在は更地になっている。跡地の利用方法は、いまだ決まっておらず、3月26日の会見で福島市の馬場市長は「まずは経過を見守りたい」としている。

【福島駅東口】
駅から徒歩5分ほどの場所にある商業施設「ダイユーエイトMAXふくしま」に、2026年夏「MEGAドン・キホーテ」がオープンする予定。アオウゼや映画館などは改装期間中も営業を継続している。
また「福島リッチホテル」の跡地には「ドーミーイン」シリーズのビジネスホテルが進出を検討している。
さらに、駅前通りを少し進んだ街なかにある民間ビル「本町ひらいビル」こちらは長い間空きビルとなっていて、建物の老朽化などで入居が進まない状況だった。このようななか、福島市とイオンモール協力のもと再整備されることになり2026年11月に工事が完了する予定。

■東口再開発は?
このように、福島駅の東西でにぎわい創出の動きが進むなか、懸念されているのが福島市の玄関口「福島駅東口の駅前再開発」。
2029年度に予定されていた開業時期が。さらに7カ月遅れることが公表された。資材の高騰などで計画の見直しを迫られたことが要因で、福島市は民間エリアを含む具体的な見直し案を5月までに提示したいとしている。
駅前の空洞化が懸念されるなか、官民が連携し魅力ある拠点づくりが急がれる。

福島テレビ
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