物価高が続く中、4月分の電気・ガス料金が値上がりすると発表されました。
街や飲食店からも悲鳴の声が上がっている状況です。

アツアツの鉄板で作られるもんじゃ焼き。
光熱費の値上がりが新年度を迎える飲食店や家計を直撃です。

街の皆さんに「毎月の電気・ガス代どのくらいかかってますか?」と聞いてみました。

3人家族:
3人で電気が1万2000円。(Q.今までは)9000円くらいだったかな。

2世帯6人家族:
オール電化なのでガス代はかからないが、(電気代は)2世帯6人家族で3~4万円。節約できている金額と値上がり幅が追いついていなくて。毎回(明細を)見てため息つく感じ。

5人家族:
5人家族で2万円くらい。節約よりは残業しっかりやろうかなと。しっかり働いてしっかり稼ごうと思う。

食品を中心に値上げの春となる中、さらに追い打ちをかけるように物価高対策で復活していた電気・ガス代の補助金が3月いっぱいで打ち切りに。

先ほど発表された4月使用分の電気料金は、東京電力管轄内の標準的な家庭で3月より458円上がり8777円となる見通し。
補助金が満額だった2月と比べると、1280円値上がりです。

ガス料金も東京ガスでは5747円に。
3月よりも193円値上がりする見込みです。

電気代の値上がりは補助金終了に加え、再生エネルギー普及のための再エネ賦課金が引き上げられたことなどが要因。

これに中東情勢の影響は反映されておらず、今後、さらに上昇するとみられます。

原油だけでなく火力発電に使われる液化天然ガスも影響を受け高騰。
燃料の調達価格は徐々に反映されるため、夏ごろの使用分から電気代を押し上げる可能性が出ています。

そうした中、電気・ガス代の高騰により大きな影響を受ける飲食店。

訪れたのは、東京・月島のもんじゃストリート。
「月島もんじゃ わらしべ 創業店」のお昼時の店内はにぎわいを見せていました。

こちらの店には客席が3階まであり、店内には数多くの照明やエアコン。
もんじゃに欠かすことのできない鉄板は30台。
全て都市ガスを使っています。

鉄板の熱で店内が暖まる寒い時期はエアコン使用量は少なめだといいますが、2025年に取材した際、補助金があった2月の電気・ガス代は合わせて約16万5000円でした。

2026年は電気代が約4万6000円でガス代が約12万3000円。

2025年より高くなっていたのは4000円ほどでしたが、落合幸輔店長は「これから夏、暑くなる時期はエアコンを使う頻度が多くなる。(夏場は)20万円前後だが補助金がある・ないで変わってくる」と話します。

これから夏にかけて光熱費が月に20万円以上かかり、さらに負担が重くのしかかってくるといいます。

しかし店では、食材高騰に加え電気・ガス代も高騰する中、この1年商品の値上げには踏み切りませんでした。

月島もんじゃ わらしべ 創業店・落合幸輔店長:
今のところ現状では値上げはすぐには考えていない。キャベツが高くなったりとか、野菜、小麦粉など全般的に値上げしてるけど、4月以降、できる限り電気をつけっぱなしにしない、エアコンを自動運転にして節約とか、企業努力を惜しまないように努力していこうと思う。

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「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
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