静岡県伊東市の田久保前市長の学歴詐称問題をめぐり、警察は捜査の結果、大学の卒業証書を偽造した疑いがあるとして、追送検したことがわかりました。
伊東市・田久保眞紀 市長(当時):
卒業証書であると認識していたんですが―
2025年7月にこう発言していたのは当時 伊東市長だった田久保眞紀 前市長です。
しかし3月25日に警察は、東洋大学の卒業証書を偽造し他人に示したとして、有印私文書偽造・同行使の疑いで書類送検しました。
田久保前市長は学歴詐称問題が発覚後、市議会議長や副議長それに市の幹部職員などに“卒業証書”とされる文書をみせています。
当時の記者会見で、みせたものは何だったのか問われると―。
伊東市・田久保眞紀 市長(当時):
卒業証書であると、私は提示はしていますが。本当に申し訳ないんですが、確認してみないと。私もどのような経緯で卒業でなく、除籍になっているかわからず、そこはしっかり確認できてから、説明させていただきたい
ただ、これまでに本人から詳細は語られていません。
この問題をめぐり、市議会や市民などは刑事告発し、警察が6つの容疑・8つの事件で捜査してきました。
市議会が設置した百条委員会に出頭を拒否し、卒業証書だと示していた文書を提出しなかった田久保前市長。
2月には地方自治法違反の疑いでも書類送検されています。
一方で、田久保前市長や代理人を務める弁護士は「押収拒絶権」を主張し、警察が求めた“卒業証書”とされる文書の提出を拒否。
こうした中で警察は、自宅への家宅捜索で押収した資料の分析や関係者への聞き取りなどをすすめ、田久保前市長が卒業証書を偽造したという容疑を固めてきました。
関係者によりますと、警察は起訴を求める「厳重処分」の意見をつけているということです。
今後検察が捜査を進め、起訴するかどうか判断することになります。