愛媛県の西条市で、職員へのパワハラ認定を巡り進退が注目されていた高橋敏明市長。27日に会見を開き、議会の解散ではなく失職し、出直し選挙に出馬する道を選びました。
高橋敏明市長:
「市議会の解散に伴う選挙は多額の経費と時間を要し、市政の停滞や混乱を招く恐れがあると考えた。そのため市長として自らの責任として失職を選択し、改めて市民のみなさまに信を問うべきであると判断し、出直し市長選挙に望む決断をした」
高橋市長を巡っては、職員へのパワハラが認定され、市議会が18日に不信任決議を可決。10日以内の議会の解散、もしくは失職の選択が迫られていました。
高橋市長は検討の結果、失職と出直し選挙を選び、再び出馬することを会見を開いて表明しました。
高橋市長:
「1年4カ月ということで非常に短い期間。この中にも新しい政策の芽が出きつつある。その芽を伸ばしていきたいし、出直し(選挙が)最善であると判断した」
高橋市長はおととし11月の市長選で、前職の候補に約1300票の僅差で初当選。しかし去年9月に多目的ホールの新設など総額26億円の事業を議会に諮らず、国に補助金申請を進めていたことが発覚。市議会や市民から市政運営に不安の声が上がっていました。
会見では、就任してからの1年4カ月の失職に、「職員とのコミュニケーションが取れておらず、経験不足だった」などと反省する姿勢をみせた一方、市民の健康寿命の延伸や企業誘致など、やり残した課題への意欲を見せました。
出直し市長選挙は失職してから50日以内に行われることになっていて、市の元幹部らの名前が挙がっています。市民の判断が注目されます。
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