政府は27日、新たなクマ被害対策ロードマップを取りまとめた。
木原官房長官は、クマ被害対策に関する関係閣僚会議で、「今後、冬眠明けのクマの出没増加が懸念される中で、まずは春季のクマの捕獲の推進に万全を期すなど、引き続き強い緊張感を持って積極的に取り組むようにお願いします」と述べて、関係閣僚に対して必要な対策の推進を指示した。
政府が取りまとめたクマ被害対策ロードマップでは、2030年度までの「地域別の捕獲目標数」や「捕獲作業を行う自治体職員数」といった目標を設定した。
また、各省庁ごとに、「地域の捕獲体制の整備」や「市街地での駆除体制の確保」などの必要な体制整備を求めた上で、特別交付税措置による財政的な支援も盛り込んだ。
木原長官は、「クマ出没への対応体制の確立と、人とクマの住み分け実現に向けて全力で取り組んでいく」と強調した。