AI=人工知能が医療分野の課題解決にも貢献します。
医学生が問診を練習する際の相手役を、生成AIが務める技術が開発され、4月から実用化されます。
「きょうはどうしましたか?」
「そうですね、2日前からのどが痛くて熱もあるのです」
生成AIを利用した「S-Smart模擬患者アバター」です。
長崎大学とシステム開発を手がけるシステック井上が共同で開発しました。
医学生が問診を学ぶ際、人が模擬患者となって相手を務めますが、一定の研修で知識とスキルを身に着ける必要があり、確保が難しくなっています。
S-Smartは、肺炎や十二指腸潰瘍など11の疾患に対応していて、病状に応じて異なる年代や性別のアバターが自然な会話で受け答えします。
指導も受けることができ、患者に寄り添った会話ができていたかの度合いも評価されます。
スマートフォンやタブレットで気軽に利用できます。
約3年の研究の末、実用化が決まりました。
長崎大学医学部 川尻真也 准教授
「情報系(の学部)だけで(開発)をやる場合はあると思うが、医学部、地域の企業、3つがコラボレーションして製品化に向けて動くのは全国的にかなりレア」
4月1日に発売され、県外の大学3校が導入を予定しているということです。