アメリカ・イスラエルとイランの「停戦」は実現できるのでしょうか。
関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演した橋下徹氏は「トランプさんは焦っている」と述べ、トランプ大統領が国内で支持率が下がる中、「とにかく終わらせようとしている」と指摘しました。
そして日本の対応として「イスラエルの核に何も言わずにトランプさんべったりは違うと思う」と述べました。
■「トランプさんは焦っています。明確なゴールを設定してないからとにかく終わらせたい」
【橋下氏】「トランプさんは焦っていますよ。日本の政治にも言いたいんだけど戦略も何も持たないまんまもう勇ましいことだけ言って突っ込んでいくと、こうなるわけですよ。
明確なゴールを設定してないわけだから、もう今焦って焦って、とにかく終わらせたいから、いろんな理屈をつけて、終わらせにかかっているんじゃないんですか」
そして橋下氏は日本を含めて、“西側諸国”がアメリカの今回の動きを批判すべきだと指摘します。
【橋下氏】「僕は、西側諸国・世界の中堅国がタッグを組んで、『これおかしいじゃないか』ということは、アメリカにしっかり言うべきだと思うのに、日本も西側諸国も言わない。
アメリカに対して言わなきゃいけないです。政治というのは、自らの意思でやらなきゃいけないんですよ。
国家って自らの意思をやらなきゃいけない。それを自民党の国会議員も維新の国会議員も言っていたわけですよ。
それがアメリカに対してはなかなか物を言えない」
■「中間選挙次第でトランプさんは政治的な力が無くなってくる」
アメリカ国内ではトランプ大統領の支持率が下がってきているといいます。ある調査では支持率が36%と、2期目の就任以降過去最低を記録したということです。
背景にはイランへの軍事作戦に伴う原油価格の高騰などが影響しています。
橋下氏は「中間選挙の結果によっては、トランプ大統領は政治的な力を失う」とその“苦境”を予想します。
【橋下氏】「これは政治家として焦りに焦りまくるでしょう。トランプさんは、中間選挙がもう11月にありますから、これ本当に場合によっては、トランプさん力がなくなってくる。政治的な力がなくなってくる
アメリカの国内のこともあるし、やっぱり世界的にこうなれば、さすがにアメリカ国民も『このリーダー、大丈夫かよ』というような気持ちになってくる」
■「イスラエルの核に何も言わずにトランプさんべったりは違うと思う」
今後の見通しについては、イランは「軍事力ではアメリカとイスラエルに勝てない。軍事力で真正面からぶつかるのではなくて、ホルムズ海峡の封鎖で国際社会の味方をつけていく」と予測。
その上でイスラエルについて、次のように指摘しました。
【橋下氏】「『イランが核兵器を持ったら良くない』ということを、日米同盟を重視する日本の評論家の人たちは言う人が多いけど。
いや、これNPT(核兵器の不拡散に関する条約)体制に入っていないけれども、イスラエルだってもう、もう持ってることは公然の事実ですから。
『いや、そっちはどうなの?』と。それ何にも言わずに、僕はトランプさんの方にべったりついていくっていうのは、これは日米同盟の中でも違うと思う」
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年3月25日放送)