岡山県和気町の小学校では1年かけてハンセン病問題を学んだ児童たちが卒業の日を迎えました。
◆学び舎を巣立つ36人の児童にサプライズ「先生は中尾さんに見送ってもらいたいと思う」
〇教室で
「きょう中尾さんが会場に来てくれている」
「えー!」
「きょう胸を張って卒業する姿を、先生は中尾さんに見送ってもらいたいと思う」
岡山県和気町の本荘小学校では、6年生36人が卒業しました。式には、瀬戸内市のハンセン病療養所、長島愛生園から、自治会長の中尾伸治さんが招かれ、児童たちの晴れの日を見守りました。
◆2月には「人権カーニバル」を開催し“偏見・差別のない”社会を目指すことを考えるように
児童たちは、教科書に出てきた「人権」や「差別」という言葉をきっかけに、長島愛生園で暮らす中尾さんとの交流を始め、偏見差別が根強く残るハンセン病問題を学びました。
2月、児童たちは「人権カーニバル」を開催、ゲームや遊びを通して、「差別」のない社会をつくろうと訴えました。
(児童)
「きょうはありがとうございました」
(長島愛生園入所者自治会 中尾伸治会長)
「1年間勉強してくれたこと、うれしい。ありがとう。どこに行っても頑張ってくださいね」
◆「中学校に行っても頑張ります」と誓い…この先も中尾さんとの交流を望む児童
(長島愛生園入所者自治会 中尾伸治会長)
「おめでとう、みんな元気でね!」
(児童)
「中学校に行っても頑張ります」
「お父さん!ありがとう(おじいさん!との声がして)お父さん、頑張ります」
児童たちは、中学生になっても中尾さんとの交流を続けたいと話しています。