IEA=国際エネルギー機関は15日、加盟国による過去最大規模の石油備蓄の協調放出がまもなく始まる見通しだと発表しました。
IEAは、加盟各国が持つ緊急備蓄からあわせておよそ4億バレルの原油や石油製品を市場に放出するとしています。IEAによる緊急の協調放出は創設以来6回目で、規模としては過去最大になるということです。
またIEAは、「現在の中東戦争は世界の石油市場の歴史の中で最大規模の供給途絶を引き起こしている」としたうえで、根本的な安定にはホルムズ海峡を通るタンカーの通常航行が再開することが不可欠だと指摘し、備蓄放出は価格高騰や供給不安を和らげる「緩衝材」にすぎないと強調しています。