長~いひな壇に1500体のひな人形が並ぶ圧巻の展示が村山市で始まった。この時期の名物にもなっていたイベントだが、2026年で見納めとなる。

地元の園児たちのかわいらしい歌で幕を明けたのは、村山市で毎年開かれている「段々ロングな雛まつり」。

幅13.5メートル、高さ2.2メートルのひな壇に、1500体ものひな人形が飾られている。
全国各地から寄贈された約6000体の中から、状態の良いものが展示されている。

また会場には、市内8つの保育施設に通う園児たちが作ったひな人形もあり、個性あふれるかわいらしい展示も一緒に楽しむことができる。

(ふたば大高根保育園の園児)
「(Q.何で作った?)紙コップと紙粘土。楽しかった」

「着物とか髪の毛とか作るのがおもしろかった。(Q.お気に入りは?)顔。かわいい顔にした」

訪れた人たちは、1体1体じっくりと眺めたり写真に収めたりして楽しんでいた。

(市内から)
「見に来るのが初めてだったので、せっかくだから着物を着て写真でも撮ろうかなと思って来た。(Q.見てどう?)すごい!こんな数を見ることがないのでびっくり!」

(リポート)
「ひな壇の上までずらっと並べられた大きさも表情も衣装も異なるひな人形。豪華絢爛(けんらん)で何度見ても圧倒されますが、実はこの圧巻の光景が楽しめるのは今年で最後なんです」

2003年から始まったイベントは2026年で20回目。
もともとは楯岡商店街に人を呼び込もうと始まったが、新型コロナの影響などで規模を縮小せざえるを得なくなり、商店街から離れた今の市民会館に会場が変わった。

(村山市商工観光課・石澤永晴さん)
「主なところではひな人形の劣化と、村山市の楯岡商店街へのにぎわいの創出が難しい状態になっているため」

ひな人形は寄贈されてから10年以上経っていて、小道具がなくなっていたり、汚れが出てきてしまっているそう。
毎年会場を訪れている人は…。

(市内から)
「毎年いろいろ工夫されていて、去年とまた違うと思って見ていた。終わりならもう1回じっくり見たい。友達も誘ってみようかな」

(東根市から)
「何年と続けて来ている。すごく楽しみで、特別な感じがする。最後かなと思うと寂しい、なくなるのは」

(村山市商工観光課・石澤永晴さん)
「『すごくきれい』という声をたくさんもらっていた祭りなので、寂しい気持ちはある。県内を見てもこれほどの規模のひな祭りはなかなかないので、今年が最後になってしまうが、最後だからこそ来てもらい見てほしい」

最後となる「段々ロングな雛まつり」は3月22日(日)まで開かれている。

市によると、今のところ代わりのイベントを開くなど今後のことは決まっていないそう。
状態の良いひな人形をイベントなどで活用していきたいという思いはあるよう。

さくらんぼテレビ
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