高知県にある土木建設業の会社「清水新星」。ここには、社員たちから愛されてやまない特別な存在がいます。
それは、元野良猫の「トラ」。なんとこの度、会社の「特命係長」に大抜擢されたというのです。一匹の猫が会社にもたらした、心温まる奇跡のストーリーをご紹介します。
トラは推定10歳以上のメス猫。7年ほど前、会社の目の前にあるお地蔵様のもとにふらりと現れました。
「仏様のご縁かもしれない」そう思ってエサをあげ、最初にお世話を始めたのが重機整備を担当する竹本啓二さんでした。トラは竹本さんに一番なついており、毎朝車までお出迎えに来てくれるそうです。
その愛らしい姿を見て、現場の職人さんや事務スタッフたちもトラを気にかけるようになり、いつしか会社全体で彼女を見守るようになりました。
社員の癒やしから、まさかの「待遇改善」の立役者に!?
今では、社員の出迎えや見送り、日々のふれあいを通して、会社にとって「なくてはならない癒やし」となっているトラ。仕事の疲れも、トラを撫でれば吹き飛んでしまうと社員たちは笑顔で語ります。
実はトラ、ただ癒やしを与えているだけではありません。4年前、清水社長の夢の中にトラが登場し、社員の「給与アップ」や「週休2日制」を強く勧めてきたのだとか!
この夢をきっかけに社長は職場環境を改善。社内の会話も増え、雰囲気が劇的に良くなったそうです。まさに会社の功労者ですね。
異例の辞令交付式! 初任給は「おやつ半年分」
トラのこれらの多大なる功績を称え、2月22日の「猫の日」を前に、正式に「特命係長」としての辞令が交付されました。
気になる初任給は、なんと「猫用おやつ半年分」!さらに、トラのお世話は社内公認の“推し活”として認定され、食費や医療費は「推し活手当」として会社から支給されるという厚遇ぶりです。
ニャンとも幸せな会社の未来へ
竹本さんから始まったトラとの絆は、今や会社全体を温かく包み込んでいます。「猫も苦労したと思うけど、幸せですよね。みんなから慕ってもらって。幸せな猫人生を過ごしてもらいたい」と語る竹本さんの優しい眼差しが印象的でした。
特命係長となったトラは、これからも社員の皆さんを癒やし、会社を温かく見守り続けてくれそうです。