69人が死傷した地下鉄日比谷線の脱線衝突事故から3月8日で26年となり、東京メトロの社長らが慰霊碑で犠牲者を追悼しました。
この事故は、2000年3月8日、営団地下鉄(現・東京メトロ)日比谷線の下り列車が中目黒駅近くのカーブを走行中、8両目が脱線して対向する電車と衝突したもので、乗客5人が死亡、64人が重軽傷を負いました。
8日朝、事故現場を訪れた東京メトロの小坂彰洋社長は、事故が発生した時刻の午前9時1分に慰霊碑に献花して黙とうを捧げ、犠牲者の冥福を祈りました。
東京メトロ・小坂彰洋社長:
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、私が全社員の先頭に立ってたゆみなき安全の追求を実行していくということをお誓い申し上げました。
東京メトロによりますと、事故後に入社した社員は全体の7割以上にのぼっていて、事故を教訓とした研修などを通じて安全性向上の取り組みを進めています。
小坂社長は「人間はエラーを起こす生き物だということを前提に、たとえエラーが起きても大ごとにならないようなシステムを作っていきたい」と語りました。
東京メトロは「事故を風化させることなく、職種を問わず、新人からベテランに至る全社員が、安全を最優先する意識を持ち、組織能力としての『現場力』を高めるとともに、新技術の開発や導入等により、更なる安全文化を築き上げることで、たゆみなき『安全』を追求してまいります」コメントとしています。