自民党と日本維新の会は6日、国会内で北陸新幹線の延伸ルートを議論する与党の整備委員会を開き、今国会中にルートを決定させることで合意した。
北陸新幹線を福井県の敦賀から新大阪まで延伸するルートは、10年前に「小浜・京都ルート」に決定したが、物価高で建設費が膨らんだことなどから、未だ着工に至っていない。
去年の初会合では、維新が現行案を含む8つのルート案をまとめ、費用対効果を改めて試算するよう提案。再検証と同時並行で利害関係者からヒアリングを行うことで両党が合意していた。
6日の整備委員会では、JR西日本の倉坂昇治社長が出席し、災害時の代替機能や経済成長の観点から桂川駅を含めた「小浜・京都ルート」が最善と主張。他のルートについては、在来線との関係や技術的な難しさを指摘した。
自民党の滝波事務局長は委員会の終了後、「今国会中にまとめるタイムラインが共有できたことが一番大きい」と強調し、「今後は沿線の各自治体の首長からヒアリングをしながらルートを決定していく」と述べた。
ルート案は、現行案の他に、琵琶湖湖の東で東海道新幹線と結ぶ「米原ルート」、西岸を通る「湖西ルート」や、「亀岡ルート」「舞鶴ルート」があり、乗り換えなどで場合分けされている。