アメリカのトランプ大統領は5日、トランプ政権の主要政策である不法移民対策を担当していたノーム国土安全保障長官を更迭すると発表しました。
第2次政権での閣僚の解任は初めてです。
トランプ大統領は5日、SNSでノーム国土安全保障長官を更迭することを発表するとともに、上院共和党議員のマークウェイン・マリン氏が3月31日付で後任に就任することを明らかにしました。
ノーム長官はトランプ大統領の主要政策である不法移民対策を担当していましたが、中西部ミネソタ州で連邦捜査官が抗議していた市民2人を射殺した事件をめぐり、全米で反発が高まっていました。
トランプ大統領はノーム長官について、「西半球における新たな安全保障イニシアチブ『アメリカ大陸の盾』の担当特使に就任する」とし、7日に正式に発表するとしています。
ノーム長官は3日の上院委員会の公聴会で、不法移民取り締まりの広告に2億ドル以上をあてたことについて、トランプ大統領が承認したと説明していました。
しかしトランプ大統領は5日、ロイター通信のインタビューで「全く把握していない」と述べ、事前に承認していないとの認識を示しました。
アメリカメディアは「ノーム長官の発言がトランプ大統領の機嫌を損ねた」などと報じています。