白山市にある工場の地下水や周辺の井戸水から発ガン性が指摘されている化学物質が検出された問題。
新たに能美市の住民を対象とした説明会が昨夜開かれました。
この問題は、白山市湊町にある化学メーカー、DIC北陸工場敷地内の地下水から国が示した安全基準値のおよそ2000倍にあたる有機フッ素化合物、PFASの一種が検出されたものです。
この物質は自然の中でほとんど分解されず、体内に入るとガンになるリスクなどが懸念されています。
3日県は、工場から500メートルの範囲内にある19の井戸から安全基準値を超えるPFASが見つかったため、さらに範囲を広げて能美市吉原釜屋町の一部と吉原町の一部を調査することを決めました。
これを受けて4日、能美市の対象世帯の住民に説明会が開かれ、DICの工場長などが人体への影響を説明したほか井戸水を飲まないよう呼びかけました。
住民:
「悪性物質が出てるんで、体にどれくらい入ったらまずいかとか説明もありましたし、原因をまた追及していきたいと答えはありました」
能美市市民生活部 木津則明さん:
「井戸を飲んでいる方には、飲用をお控えいただきたい。市の上水道を繋いでいただいてる方には、市の上水道は安全ということをお伝えしましたし、検査をすばやく進めていきたいとお伝えしました」
このPFASによる健康被害については、まだ研究途中で明らかになっていない部分があります。そのため白山市は希望する住民に独自に血液検査を実施する方針です。