緊迫するイラン情勢ですが、その中で中東諸国では多くの日本人の方が国外に退避できなくなっている状況が続いています。

5日、外務省はクウェート・サウジアラビア東部・バーレーン・カタール・UAE(アラブ首長国連邦)・オマーンで、イランによる民間施設などへの攻撃が発生しているとして、これら6カ国の危険情報を上から2番目のレベル3「渡航中止勧告」に引き上げると発表しました。

青井実キャスター:
まず、この対応ですが柳澤さんどう見ますか?

SPキャスター・柳澤秀夫さん:
遅い。いまさらという感じがします。今、誰も行きたいと思っている人なんかいないのに、渡航中止勧告を出してもしょうがないような気がするんですよ。

青井実キャスター:
退避できるように、どうにかしなければいけないと。

SPキャスター・柳澤秀夫さん:
そこが一番大切なところですね。

宮司愛海キャスター:
では、現地の状況がどうなっているのか、ドバイを友人と3人で旅行していた日本人の方に話を聞くことができました。

旅行でドバイを訪問した大学生の水岡大己さんは4日、取材に対し「飛行機が全便キャンセルっていうのが続いていて、本当にいつ帰れるか分からない、緊迫した状況に陥ってます」「私は明日の朝8時20分に羽田行きに乗る予定なんですけれども、他の2人がそれ(航空券)を取れなくて」と話しました。

青井実キャスター:
運航会社が運航を決めて、取材に応じてくれた日本人の方は運よくチケットが取れたため帰国ができる方ですが、チケットが取れていない状況も続いているんですね。

宮司愛海キャスター:
そうなんです。こうした状況を受けて、中東からの退避に対して日本政府が新たな対応を打ち出しました。陸路の輸送とチャーター機の手配を決めたということです。外務省は、カタール・クウェート・バーレーン・UAE(アラブ首長国連邦)では国際空港の閉鎖によって出国が困難な状況となっているため、希望する人は空港が稼働しているサウジアラビアのリヤドと、オマーンのマスカットへ陸路で輸送するとしています。ただ、このリヤドとマスカットの空港も利用者が集中してしまっていて、航空券の確保が難しいということで、政府としてチャーター機を手配して、希望する日本人を空路で日本まで帰国させるということです。

青井実キャスター:
周辺には約8000人の日本人の方がいるとされていますが、政府は日本人の旅行者などについて、現地の在外公館などが丁寧に対応しているというわけですが、この辺りどう見ていくかですよね。

SPキャスター・柳澤秀夫さん:
例えば、UAE(アラブ首長国連邦)からオマーンはある程度マスカットが近いと思いますが、例えばサウジアラビアのリヤドに陸路で行くとしたら相当距離があり、時間がかかるんですよね。そういうところをしっかり支援をした上でどうするかですね。

青井実キャスター:
退避をしたい方、とどまらなければいけない方、いろんなフェーズの状況の方がいらっしゃると思うんですよね。

SPキャスター・柳澤秀夫さん:
その辺は事情が違うと思いますから。

青井実キャスター:
そういったものも含めて日本政府がしっかり見ていくということが必要なわけですね。