「大阪都構想」を巡り、日本維新の会の松井一郎元代表は4日夜、法定協議会の早期設置に反対している維新の大阪市議団幹部らと会食を開きました。
日本維新の会の吉村代表はきょう=5日の取材対応でこの会食を踏まえて、松井元代表との関係について聞かれ、「昨年末からいろいろ相談してきたが“都構想”について考え方が一致しないところがある」と語りました。
■松井元代表が“都構想”慎重姿勢の維新・大阪市議団と4日夜会食
松井元代表は4日夜、大阪市内の飲食店で維新の議員ら数人とおよそ3時間会食しました。
「大阪都構想」を巡っては、吉村知事らが「都構想の信を問う」としてダブル選挙を実施し、今の議会での議案提出を目指していますが、大阪市議会の最大会派、維新の議員団は早期設置に慎重な姿勢を示しています。
維新の議員らは、吉村知事らの都構想の進め方に懐疑的な松井元代表と、今後の対応について意見を交わしたとみられます。
■吉村代表 松井元代表とは「選挙前は連絡取っていたが、今は取っていない」
吉村代表はこの会食を踏まえて、松井元代表との関係について聞かれ、「“ダブル選”前には連絡を取っていたが、今は取っていない」と明かした上で、「“都構想”への挑戦の仕方などを巡って意見が一致しないところがある」などと話しました。
【吉村代表】「(松井元代表は)維新の創設者でもありますし、影響力が強くある人だと思っています。僕も知事・市長、一緒にやってきましたんで。
昨年末から、さまざま、いろいろな相談をしてきました。その中で、なかなか“都構想”についての考え方で、一致をしないところがあるなというのは、正直なところ、あります」
【吉村代表】「(相談内容について)詳しく話すのは適切じゃないかなとは思うんですけれども、ななかなか考え方は一致しないなっていうのは、お互いそこはもうわかっているというところだと思います」
(Q.都構想に関しての考え方?)
【吉村代表】「(“都構想”)挑戦に関しての考え方です」
■吉村代表 松井元代表は「党に対する影響というのは、あるのは間違いない」
また記者から「このタイミングで“都構想”に挑戦したい維新関係者から、松井元代表が影響力を直接的に行使することを疑問視する声も出ているが」と質問されると、「様々な意見があると思う」と述べつつ、その影響力の大きさを指摘しました。
【吉村代表】「(松井元代表の今回の行動について)様々意見あると思います。ものすごい影響力がある方であることは間違いないと思います。
僕も一番最初、この維新に入るとき、まさに面接したのは当時の幹事長の松井さんですし、維新の会を作ったのも松井さんと橋下さん。
当時、僕は言われたのは、『1期4年で都構想やり切るぞ』と。『4年経ったら終わりや』と。『われわれはそういう覚悟の集団や』と。『ええか』というので、この世界に入って、この間やってきましたから。
また代表もされて、やっぱりやってこられたことは本当に偉大だと思うので、党に対する影響というのは、あるのは間違いないと思います」