廃校になった中学校がIT拠点としてよみがえりました。香川県綾川町の旧綾上中学校に整備が進められていたAIを開発するためのデータセンターが完成し、3月3日に開所式が行われました。
開所式にはデータセンターを整備した東京の「ハイレゾ」の志倉喜幸社長や香川県の池田知事ら関係者が出席しました。
データセンターは廃校になった旧綾上中学校の体育館を活用したもので、延べ床面積は約1000平方メートル、投資額は約110億円。アメリカに本社を置く、世界的な半導体メーカーエヌビディア社の高性能GPUサーバーを設置します。
今後は地域住民が自由に集まれる交流スペースや、綾上中学校の記念館も整備される予定で、地域の新たなランドマークを目指します。
(ハイレゾ 志倉喜幸社長)
「地域のシンボル、廃校がそのまま置いてあるというのではなくて、新たな産業を生む所と認知してもらって、地域の活性化につながるのが理想的」
(香川県 池田豊人知事)
「香川県をAIフロンティア県にしたい。県内の企業に働きかけたり、助成をして、このデータセンターを使ってAIによって企業を伸ばしていくことを進めたい」
ハイレゾのデータセンターは2024年12月から高松市でも稼働していて、県内のデジタルトランスフォーメーション、DXの推進やAI先進県としての産業の活性化に期待がかかります。