プレスリリース配信元:株式会社RCL
最近話題の「マッチングアプリ」。幸せなカップルが誕生する一方、既婚者が独身と偽ったり、詐欺や事件に巻き込まれたりというニュースも報じられています。騙されやすい人の共通点とは?騙されない方法とは?

板橋法子
株式会社RCL
相談部副部長
NPO法人日本家族問題相談連盟認定カウンセラー
産業カウンセラー
英会話講師、空港職員、メンタルクリニックカウンセラーを経てRCL入社。
年間1000件以上のご相談を受ける。
最近のマッチングアプリに関するニュース
◇2025年12月 東京地検が、既婚者であることを隠して交際を続けたのは、関係を結ぶ相手を自ら選ぶ「貞操権」の侵害に当たるとして、会社員の女性がマッチングアプリで出会った男性に賠償を求めた訴訟の判決において貞操権侵害を認め、探偵の調査費用を含む約150万円の支払いを命じました。
◇2026年1月、ホストであることを隠し、マッチングアプリで出会った20代の女性2人に対して違法な客引きをした疑いで、27歳の男が逮捕されました。
◇2026年2月、マッチングアプリで知り合った男性を飲食店を装ったレンタルスペースにを誘導。「予約した次の客がキャンセルになった」などと嘘を言って損害賠償金名目で現金を詐取し、虚偽の損害賠償金名目で金品をだまし取ったとして詐欺の疑いで男女3人が逮捕されました。
上記のような「未来のパートナーを見つけたい」という気持ちを利用した、悪質なケースが増えています。貴重な時間やお金が奪われ、描いた未来まで覆されるという悲劇。「自分は警戒心が強いから」、「自分だけは騙されない」と思っている人でも騙されてしまうケースが後を絶ちません。どうして騙されてしまうのか?、どうすれば被害に遭わないのか?を検証します。
昨今のマッチングアプリ事情
いまや出会いのテッパン
当社アンケートによると10代~70代男女の約1/4の人が「アプリで知り合った人と交際している」、もしくは「交際していた」、と回答しています。
サンプル数 10代~70代 5656件に実施
マッチングアプリは、合コンや結婚相談所に並ぶ「出会い」の手段であり、手軽に交際相手や結婚相手を探すツールとなっています。
しかし、見ず知らずの男女が直接会うわけですからリスクもあるはず。にも関わらず利用者の警戒心はさほど高くないようです。
ある男性は、「アプリで騙される人なんているんですか?僕は変な人に会ったことないです」と言います。
この男性はいわゆる「ハイスペック」。高学歴、高収入でイケメンな彼に会いたがる女性は多く、
「どの女性に会っても、かわいいし、怪しくない」、と言い切ります。彼の条件は「見た目が好み」だけ。プロフィール写真とあまりにも違わなければ、問題ないそう。
誰もが「見た目が好み」という条件だけなら、さほど問題は起きませんが、「真剣交際」となると話は別。ここが大きな分岐点となるようです。
男女比は半々 マッチングアプリの数は100以上

サンプル数 10代~70代 5656件に実施
かつては男性が女性を探すツールというイメージでしたが、今や利用者は男女半々。アプリの数も100以上あり、目的に合わせて複数登録することも多いです。
以下の3つが主な目的です。
(1)真剣交際
(2)大人の関係
(3)ビジネス
この中の(3)ビジネス目的(ネットワークビジネスの勧誘など)は論外ですが、事前に予防線を張ることが難しいのもマッチングアプリの特徴です。ビジネス目的でも、最初は「あなたに興味がある」「会いたい」「付き合いたい」とコンタクトを取ってくるため見分けがつかないのです。
シニア層に拡大するも、「子供や孫に迷惑はかけられないから」という調査が増加

サンプル数 10代~70代 5656件に実施
20代 36%
30代 35%
40代 20%
50代~ 9%
若い人だけと思いきや、50代以上も約1割。
40代以上で約1/3を占めます。
中にはシニア層をターゲットとしたアプリもあり、離婚やシングルマザーを肯定的に受け止め、新たな出会いを探す人たちに人気です。
あるシニアの依頼者は言います。「この年齢になるとほとんどが既婚者ですから、シングルの方を探すのは困難。結婚相談所だと気軽にお友達を作るという感じでもない。その点、マッチングアプリだとフィーリングが合いそうな人に気軽にメッセージを送れますから、重宝しているんです。ただ、真剣に交際しようと思うと子供達が心配します。事前にバックグラウンドを調べておかなければならないと思い依頼しました」
このようにシニア層からの交際相手の信用調査のご依頼も増えています。その理由は若年層とは異なり、「子供や孫に迷惑をかけたくないから」という切実な事情があるのです。
マッチングアプリで騙される理由
マッチングアプリで色恋営業や金銭問題、不倫問題に巻き込まれてしまう理由について考察します。
理由(1) 嘘がつきやすい環境だから
当社でも直近1年のご相談約2000件のうち約1~2割はマッチングアプリで知り合ったケースです。ご相談のほとんどは嘘があるのではないか?という内容です。そして調査の結果、何らかの嘘が発見されるケースがほとんどです。その中でも群を抜いて嘘が多かった例をご紹介します。
(※お名前、年齢、個人情報、設定などは変更しています)
ケース(1) 《婿が嘘だらけ》~50代女性ヨウコさんの場合~
【相談内容】
ヨウコさんの一人娘(28歳)が、親の反対を押し切ってアプリで知り合った男性と結婚してしまったというご相談。
「婿の話が妙なんです。だって結婚式に有名芸能人が列席するというんですよ?家族構成もおとぎ話みたいで・・・。元プロサッカー選手の父親と元女優の母親、5人兄弟で兄二人はプロサッカー選手、弟二人は大リーガー。誰だっておかしいと思いますよね?」
その婿をどうしても信じる事ができない、と調査依頼。
【調査結果】
ご両親の経歴も兄弟の話も全て嘘。そればかりか、婿の浮気問題まで勃発して離婚となったとのこと。
ヨウコさんは言います。
「もっと早く調べておけば娘の戸籍はきれいなままだったのに。ただ、婿の新規ビジネスに娘が出資する前に真実が分かったことが救いです」
お嬢さまも後日、「最初からおかしいなと思ってたんです。でも好きだから、信じようとしてしまいました。両親に『だから言ったでしょ』と言われるのが嫌で相談できなかったんです」と言っていました。
■「だから言ったでしょ」が一番言われたくないセリフというのは、いつの時代も同じようです。
ケース(2) 《結婚を急ぐ彼》~60代女性シズエさんの場合~
【相談内容】
シズエさんはシングルマザー。同居しているお嬢様には内緒で、アプリで知り合った70代男性と2年間交際しています。羽振りが良い様子で、投資に成功した、物件を買った、などと言っていました。しかしある時から「結婚しよう。同居しよう」と執拗に迫るようになります。理由は、今住んでいるマンションを出なければいけないから、と言うのですが、確か持ち家だったはず。その上、知り合いの80代女性の遺産相続の手伝いをしなきゃいけないからしばらく会えない、などと言い出す始末。不信感が募り、調査依頼となりました。
【調査結果】
彼は借金まみれで賃貸アパートの家賃が払えないためシズエさんと結婚しようとしていたと判明。
また、遺産相続を手伝ってあげると言っていた女性は彼と長年内縁関係にあることもわかりました。
シズエさんは言います。「違和感って当たるんですね。寂しいけど、お金目当てだったことが分かり、やっと別れられます。子供に迷惑をかけなかったことが救いです」
■真実を知りたいなら、まず「セリフ」より「行動」をチェック。
理由(2) まだ会ってもいないのに「運命の人だ」と錯覚してしまうから
マッチングアプリはAIが自分の理想の相手を紹介してくれます。男性なら年収が1000万以上、身長は175cm以上、長男は嫌、女性なら若くて、清純で・・などなど、実生活ではとても口にだせないような条件でもアプリなら気兼ねなく絞り込むことが可能です。そして、その理想の相手から幾つもメッセージが来るのですから、「私はこんなに素敵な人に選ばれた!」と思ってしまうのも無理はありません。脳が有頂天になってしまうのです。これが会社の同僚ならどうでしょう?
・気が合うか?
・見た目が好みか?
・周りの評価はどうか?
・浮気の心配はないか?
・将来性は?
・金銭感覚は?
このような細かな点を、時間をかけて観察したり、評判を聞いたり、二人で会う時間を重ねて「好き」という感情が沸いてきます。当然、理想と違っても妥協します。この妥協が実はとても大事なのですが、マッチングアプリはその時間を一気に省き、もちろん妥協もすることなく、私は選ばれし者という感覚になってしまうのです。
上記の典型的なケースをご紹介します。
ケース(3)《自宅を見せてくれない彼》~30代女性 サトコさんの場合~
【相談内容】サトコさんは会社員。仕事に没頭し、結婚するタイミングを逃してしまったためアプリ登録。「真剣交際希望」と記載したところ、同じく真剣交際希望の40代男性と出会います。大手企業に勤務。長身で、性格も気さく。すぐに意気投合しました。彼からは「結婚を前提にして付き合ってください」と言われ、安定したお付き合いが続きます。ところが彼は「結婚しよう」と言うものの、デートはサトコさんの家ばかり。しかも週末は会えません。「実家に帰るから」、「ちょうど兄が来ているから」、などの理由です。「君の親御さんにも挨拶するよ」、と言うので会ってもらいましたが、「僕の親は色々の複雑で」と言われ、実家どころか自宅にも連れて行ってもらえません。さすがに不審に思い、相談にいらっしゃいました。
【調査結果】相手は既婚者。子供3人の父親。朝はゴミを出し、子供を学校まで送っていくなど、家事育児に協力的なパパでした。サトコさんに調査内容をお伝えしたところ、最初は「結婚するというから付き合ったのに。私の貴重な2年を返してほしい」、と怒り心頭。「貞操権の侵害で訴えたい」、と言っています。
■週末会えない人は既婚者の確率「大」。早めに確認を!
ケース(4)《守ってあげたい運命の女性》~60代男性 ヤマダさんの場合~
【相談内容】アプリで知り合った50代女性と真剣交際。実際に会う前から趣味や物事の考え方などがぴったり合い、「この人こそ運命の人だ!」と思ったと言います。順調に1年交際し、結婚。ヤマダさんは奥様の実家への仕送りまで負担してあげており、深い愛情を示していました。しかし、いくらお母さんが一人で実家暮らしといっても、月の半分を実家で過ごす奥様に不信感を抱き、調査依頼。
【調査結果】奥様が既婚者の元カレと不倫関係にあることが発覚。帰省という名目で彼に会っていました。ヤマダさんは、「それでも僕は妻を愛しているから許します」、とおっしゃいます。ただし、相手の男性については徹底的に戦う、と慰謝料を請求するそうです。
■人は心理学的にも自分の決断を信じよう、という「一貫性の法則」が働くと言います。この人に選ばれた。この人を信じようと思うと、それを貫こうとしてしまうのです。
理由(3) 高望みをしてしまうから
例えば転職であれば、だれもが自分の学歴、職歴、経験値に基づいて転職先を探すのですが、マッチングアプリの中の交際や結婚となると話は別のようです。転職活動では「自分に合った仕事」が探せる人も、マッチングアプリでは「自分に合った伴侶」を上手に探せない人が多いのは何故でしょう?トラブルの多くはこの「自分に合った」というところが抜け落ちてしまったことに起因します。
ある日突然、王子様、お姫様のような人が「あなたは私の理想だ」と言ってきます。例えば街中で突然、そのように言われれば、「ふんっ!怪しいやつめ!」と思うのに、アプリの中だとすんなり受け入れてしまう人が多いのです。
ある依頼者は言います。
「僕は40代で、自分がモテるタイプではないのは分かっていたんです。でも23歳の彼女から『私のタイプです。ぜひ会いたい』とメッセージが来て、舞い上がってしまいました。実際に会ってデートするようになると、高級バッグやアクセサリーが欲しいとねだられるようになりました。おかしいと思って調査を依頼したら案の定本命と思われる彼氏がいました。その他にも僕のようなパパが複数人いてショックでしたね」
■シンデレラストーリーは、滅多にないのです。
マッチングアプリで騙されないために
まずはチェック!いくつ当てはまる?
□やたらと有名人の名前が出てくる
□お金には困ってない、とアピール
□投資や新規ビジネスについて熱心に語る
□不自然に結婚を急ぐ、もしくは結婚したがらない
□週末に会えない
□私の理想ど真ん中
□たくさん褒めてくれる
□おねだり上手
□正直、自分とは釣り合わないかも?
※3つ以上は要注意!
騙されないための5カ条
- 違和感や嫌な予感をそのままにしない
- 騙されているかも?と思っても、直接本人に聞くのはNG
- 「好きだから」に引っ張られない勇気を持つ
- この人がダメでも、次がいるというポジティブ思考でいる
- 不安は専門家に相談する
違和感がある時は「立ち止まる」こと。その直感は当たっていることが多いです。
覚えておいて頂きたいのは、「本人に聞いても無駄」ということ。そもそも嘘をつかれているならば、そこに嘘を重ねられてごまかされてしまうだけ。
「私、だまされてるかも?」という時はお気軽にご相談ください。
※当社調べについて
調査期間:2025年12月~2026年1月
調査方法:モニターアンケート
年代 10~70代
性別 男女不問
回収サンプル数 5,656件
株式会社RCL担当カウンセラー制度・店舗型相談室・警察犬導入に加え、 更なるイノベーションとして弁護士事務所に隣接して相談室を構え、 調査後の人生を重視した探偵社のスタイルを確立。
料金体系も浮気調査は従来の空振りや失敗でも調査結果に対して調査料金がかかるのではなく結果を重視した 「不貞行為の証拠が撮れなければ0円」と完全成果報酬制を実現。探偵業界の改革に取り組んでいる。
〒108-0073 東京都港区三田2-7-15 ジークレフ三田1F
(東京都公安委員会 探偵業届出証明書 開始番号 第30150137号)
代表番号:03-5730-2525
ホームページ:https://rcl-tantei.com/
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