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プレスリリース配信元:特定非営利活動法人PIECES
寄付者の「考え方や行動の変化」の実感値は8.6点(10点満点中)。支援の枠を超えた“自己変容”の実態が明らかに。

子どもの周りに信頼できる他者を増やす活動を展開する認定NPO法人PIECES(東京都文京区、代表理事:斎典道)は、継続寄付者「PIECESメイト」を対象としたアンケート調査を実施しました。 その結果、寄付を通じた社会貢献が、支援者自身の「考え方や行動の変化(10点満点中 平均8.6点)」、さらには市民による主体的なアクションへとつながっているという、寄付の新しい価値が浮き彫りとなりました。
なお、この変化は単なる資金援助に留まらず、定期的なレポート配信や寄付者限定コミュニティ、イベントへの参加といった、寄付を入り口とした継続的なコミュニケーションを通じて育まれているものです。寄付を「一過性の支援」ではなく「社会変革への継続的な参画」と捉え、多角的なコミュニケーションを重ねてきたことを一つの成果と捉えています。
8.6点という高い数値は、寄付が単なる一方的な支援ではなく、自身の生き方や価値観をアップデートする『投資』の体験として深く機能していることを表しています。
【調査概要】
調査対象:認定NPO法人PIECESの継続寄付者「PIECESメイト」
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:2026年2月
有効回答数:30名
調査内容:寄付の動機、活動への満足度、寄付を通じた自身の意識や行動の変化、コミュニティへの関わり等
※寄付者向けの調査報告レポートはこちら
■ 調査結果:寄付者が語る「世界の見え方の変化」
従来の寄付は「困っている誰か」を助ける一方通行の支援と捉えられがちでした。しかし、今回の調査では、PIECESへの寄付が、支援者自身が日常の中で他者と関わる姿勢、すなわち一人ひとりが持つ「市民性」を育むきっかけとなっていることが明らかになりました。
満足度ではなく『自分の変化』を問う
【寄付者の声】
- 「世界の見え方が変わり、自分や周りの人との向き合い方が優しくなった」
- 「自分の価値観をフラットに戻し、健やかさを取り戻す大切な時間になっている」
- 「社会がちょっとずつよくなっていることに、自分も貢献している実感が持てる」
なぜ「個人の変容」が「社会課題の解決」になるのか
一見、個人的な感想に見えるこれらの声は、実は孤独・孤立の予防に繋がっているとPIECESは考えています。
- 「向き合い方が優しくなる」= 予防的アプローチ専門家が関わる前の段階で、日常にいる市民が周囲の子どもや隣人の小さな変化に気づき、優しく関わる。これこそが、PIECESが掲げている「優しい間(ま)」の実践であり、現代社会で深刻となっている子どもたちの孤立を未然に防ぐ営みになります。
- 「自身の健やかさを取り戻す」= 支援の持続可能性「無理をして助ける」のではなく、支援する側も健やかであること。市民一人ひとりが心のゆとり(余白)を持つことで、地域全体にレジリエンス(回復力)が生まれます。
- 「貢献の実感」= 制度に頼り切らない当事者意識「誰かがやってくれる」から「自分が社会を良くしている」という主体的意識への変容が、一人ひとりの手元から育まれる小さなアクションへと繋がっていきます。

寄付を入り口とした体験によって、支援者のまなざしを変容し(予防)、自身の余白を生み(持続可能性)、主体的アクション(当事者意識)へと繋がっていく
■ 実践:意識の変容が「小さなアクション」を生み出す
PIECESでは、こうした「市民性」をより深く探求するための市民向けプログラム「Citizenship for Children(CforC)」を展開しています。このプログラムの修了生たちもまた、それぞれの暮らしの中で「小さなアクション」を始めています。- 事例1.:自分と相手の想いを大切にする「居場所」
プログラムで「自分と相手の想いを大切にする」探り方や物事のみかたに気づいたCforC修了生。公園でのアートワークショップなどを通じて、子どもたちの日常の中で、市民が自然と子どもたちとつながれる場を育んでいます。
- 事例2.:施設の1階に「駄菓子屋」を
重症心身障害児施設を運営する修了生は、施設を地域に開くため、1階に駄菓子屋スペースをオープン。近所の子どもたちがふらっと立ち寄ることで、施設と地域の間に専門職を介さない自然な交流が生まれています。
- 事例3.:大人のための「休憩所」づくり
「子どもに優しくありたいけれど、余裕がない時もある」という葛藤を持つ大人のために、オンライン上で「子どもに寄り添う人のための休憩所」を開設した修了生もいます。支援者自身が弱音を吐き、エンパワーされる場を作ることで、間接的に子どもたちの周りに「優しい間(ま)」を広げています。

プログラムに参加した皆さんが全国各地で、それぞれのスタイルで市民性発揮をしています
■ 背景:『孤独・孤立対策推進法』施行後の社会に求められる市民による関わり
2024年4月に施行された『孤独・孤立対策推進法』が示す通り、現代社会における孤立問題は、行政や専門家による制度的支援(フォーマルケア)だけでは解決できない段階に達しています。専門職が関与できるのは、問題が顕在化した「点」のタイミングに限定されがちであり、子どもの日常のすべてをカバーすることには構造的な限界があるからです。今回の調査結果が示したのは、寄付や学びを通じて自身の「あり方」をアップデートした市民一人ひとりが、問題が深刻化する前の日常において、制度の隙間を埋める「社会資源」になり得るという確かな兆しです。PIECESは、こうした市民による「優しい間(ま)」を社会のインフラとして実装していくことを目指します。
■代表理事 斎典道よりコメント
専門家がどれほど手を尽くしても、子どもの生活圏すべてをカバーすることはできません。だからこそ、PIECESメイト(寄付者)や修了生をはじめとする、市民一人ひとりのまなざしが優しく変化し、日常の中に新しい関わりが生まれること。その存在そのものが、子どもたちの孤独・孤立を和らげる確かな力になると信じています。今回の調査で、寄付という行為が『誰かのため』であると同時に、『自分自身が健やかに社会と繋がるための営み(自己変容)』であることが可視化されたことは、私たちにとっても大きな希望です。寄付者の皆さんの内側に生まれた新しいエネルギーが、結果として子どもの周りに『優しい間(ま)』を作っていく。この確かな循環を、これからも皆さんと共に育んでいきたいと強く願っています。
団体概要

名称 :認定NPO法人PIECES
設立 :2016年6月22日
代表理事:斎典道
所在地 :東京都文京区本郷3-30-10 本郷K&Kビル5F 小野田総合法律事務所内 social hive HONGO
公式ウェブサイト: https://www.pieces.tokyo/
公式Instagram: @pieces.tokyo
公式X(旧Twitter): @pieces_tokyo
子どもの周りに信頼できる他者を増やすことで、子どもが孤立しない地域をつくることを目指しています。子どもの孤立が深まる前に、地域の中で子どもを見守り、子どもに寄り添う市民を増やすための市民性醸成プログラムや啓発活動を実施。一人ひとりが自分らしい市民性を醸成し、行動できるようになることで、子どもと自分、地域のウェルビーイングをつくることができると考えています。
【本件に関するお問い合わせ先】
認定NPO法人PIECES 矢部
Email :info@pieces.tokyo
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