一枚の写真から街を再発見する「兵動大樹の今昔さんぽ」。今回の舞台は、大阪府豊中市の阪急曽根駅の前からスタートだ。
兵動大樹さん:この前、ローズ球場にお邪魔させていただいたりですね。最寄りには履正社高校があったりとかね。あそこもダイエーもね、去年の夏、閉店したけども、それまでは最古のダイエーと言われていたという。
■1963年(昭和38年)に大阪府豊中市で撮影された写真
今回の写真は1963年(昭和38年)に大阪府豊中市で撮影されたものだ。写真には飛行機が着陸する瞬間と、それを見上げる人々の姿が映っている。
兵動大樹さん:飛行機が着陸している瞬間、アイスクリームを売ってる兄貴たちが(トラックの)上に乗って見てるっていう。これ有名ですよね。
ある場所で伊丹に着陸していく飛行機がものすごい近くで見えるっていうスポットがあったんですね。僕ら世代はデートで行ったり。
兵動さんによると、このスポットは豊中ゆかりの人なら誰もが知っている場所だったという。

■街の人からは「マジカ」というヒントが
路地を歩いていると、沖縄料理のテイクアウト専門店を発見。店を営んでいる親子に話を聞いた。
兵動大樹さん:お母様は豊中生まれの豊中育ちですか?
店主の母:ずっと豊中、豊中生まれの豊中育ちです。
店主の母:空港の近くですよね。今、公園になってるんですけど。昔は、その川沿いなのかな?車止めてデートスポットになってました。
すると「あの娘、元気にしてるかな…」と昔を思い出した?兵動さん。
兵動大樹さん:(周りが)工場地帯で暗い。
店主の母:それがまたいい。
この飛行機鑑賞スポットは千里川沿いにあり、若者たちのデートスポットになっていたそうだ。さらに面白い都市伝説も...
兵動大樹さん:なんか都市伝説的なことやけど、あそこで告白しよう思って思い切って言うたら飛行機の音で邪魔されて何も聞こえへんかったっていう。
兵動大樹さん:それが今公園になっている?
店主の母:そうですね。
兵動大樹さん:何という名前?
店主の母:マジカ。まだ工事している部分もある。

■豊中市の再開発が進む駅前エリア
公園の工事は2年前から進められており、豊中市では曽根駅周辺エリアの再開発も進んでいる。その一環として2017年にオープンした豊中市立文化芸術センターに立ち寄った。
兵動大樹さん:B'zのお二人がコンサートなさった?
安達正浩館長:はい、2017年に。松本さんが豊中の名誉市民なんです。
B'zの松本孝弘さんは、地元の学校の軽音楽部に機材を寄付するなど地域貢献もしているという情報も得られた。
B'zがコンサートをした大ホールも見せていただくことに。
兵動大樹さん:クラシックからオーケストラまで何でもいけますね。すごい盛り上がりだったでしょう?
安達正浩館長:はい、すごくって。ただB'zさんにしたらここは狭い。入れなかった人がここのホールに面したトイレの壁に張り付いて聞いていた。

■飛行機が見える公園のヒントに近づく兵動さん
さらにセンター内の資料で、工場地帯だった東西軸の開発についても説明を受ける。
安達正浩館長:緑地公園と向こうが空港。縦は結構電車も走ってるんですけど、東西軸っていうのが不便で工場とかちょっと行きにくいところってイメージがありました。今、豊中市が盛り上げようと。
安達正浩館長:今回、千里川が見える土手の手前に飛行機が見える公園を造りまして。

■飛行機が間近で見られる公園は人気スポットに
最後に豊中つばさ公園「ma-zika(まじか)」と名付けられた新しい公園を訪れた。この公園の由来は「間近」という意味と「マジか!」という驚きの両方を意味からきているそうだ。
市の担当者から案内を受けると、まだ5分の1の完成具合だと言う。
兵動大樹さん:ほんまや。飛行機がよく見える!これはすごいわ。
豊中市都市活力部空港課・樋上裕一さん:週末は4000人、5000人あたりが1日には来られてる。
兵動大樹さん:ここは入場料みたいなのはないんですか?
豊中市都市活力部空港課・樋上裕一さん:そうですね。無料です。
昭和の時代には土手から飛行機を眺めていた場所が、令和の時代には整備された公園となり、多くの人が訪れる人気スポットになっている。全面オープンは2027年3月の予定で、バーベキュー施設やドッグランなども併設される予定だ。
兵動大樹さん:私たち青春の時代飛行機見に来てました。みんなデートですね。そこはまだ公園としてやられてるということで最高でございました。
昔はデートスポットとして親しまれていた飛行機鑑賞の場所が、今では家族連れも楽しめる公園として生まれ変わり、新たな豊中の名所となっている。
(関西テレビ「newsランナー 兵動大樹の今昔さんぽ」2025年1月23日放送)

