プレスリリース配信元:DOTFIND
25歳~34歳の転職経験者1,117名調査:タレントプール採用は候補者にも有益、85%以上が"パーソナライズされたアプローチ"を重視

株式会社DOTFIND(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中島 陸、以下 DOTFIND)は、25歳~34歳の転職経験者1,117名を対象に、企業との再接点や情報提供に関する意識調査を実施しました。
本調査では、過去に選考を受けた企業からの再スカウトについて82.8%がポジティブと回答し、71.7%が過去選考企業への再応募意向を示しました。さらに85%以上がパーソナライズされたアプローチを重視しており、企業との継続的な関係構築が候補者側からも求められていることが明らかになっています。
求職者優位の売り手市場の状況が続き採用難が常態化する中、本調査は「再接点は候補者に嫌われるのではないか」「ブランド毀損につながるのではないか」という人事領域に根強い懸念に対し、データで一つの回答を示すものです。
調査の背景
タレントプール(過去の候補者データベース)を活用した採用手法への関心が高まっています。しかし実際の採用現場では「一度不合格にした候補者に連絡して大丈夫か」「選考途中で辞退した候補者に再アプローチしたら迷惑ではないか」といった心理的なハードルから、施策に踏み切れていない企業が少なくありません。
本調査では、この「再接点は嫌われるのか?」という問いに対し、候補者側のリアルな意識をデータで明らかにすることを目的としています。
調査結果サマリー
- 過去に選考を受けた企業からの再スカウトに80%以上が「ポジティブ」と回答
- - 「状況やタイミングによってはポジティブ」が39.5%と最多。再接点は候補者に歓迎されている
- 70%以上が過去選考企業への再応募意向あり
- - 再応募の決め手は「求人条件の改善」ではなく「会社の印象」と「選考体験」
- パーソナライズされたアプローチを85%以上が重視
- - 選考中の情報接触で60%以上が意向にポジティブな影響。「何を誰にどう届けるか」が鍵に
調査概要
調査名:企業との再接点・情報提供に関する転職経験者の意識調査
調査期間:2025年8月25日~2025年9月9日
調査対象:25歳~34歳 | 転職回数1回以上 | 従業員数50人以上の会社に勤務
調査方法:インターネットアンケート
有効回答数:1,117名
調査結果
(1) 過去に選考を受けた企業からの再スカウトに80%以上がポジティブ

合計82.8%がポジティブな印象を持つ結果となりました。「状況やタイミングによってはポジティブ」が39.5%と最多を占めており、企業からの再アプローチは候補者にとって迷惑ではなく、むしろ歓迎される行為であることがデータで裏付けられました。注目すべきは、一律の再スカウトが歓迎されているわけではなく、「適切なタイミング」であることが前提条件として読み取れる点です。
(2) 70%以上が過去選考企業への再応募意向あり

合計71.7%が再応募に前向きな回答をしています。「応募したい」だけでなく、「状況やタイミングによっては」「企業によっては」という条件付きの層が大きいことが特徴です。一度ご縁がなかった候補者は「失われた母集団」ではなく、条件次第で再びアプローチ可能であることが示唆されました。
(3) 再応募の決め手は「求人条件の改善」ではなく「印象」と「選考体験」

最多は「面接で得られた情報が前向きだったから」(39%)、次いで「企業に良い印象が残っているから」(34.8%)。一方、「当時の求人条件より魅力的になったから」は25.9%にとどまりました。年収や待遇を変えなくても、選考体験の質を高めることが再応募を生む。つまり、選考プロセスそのものが"次の採用"への投資になり得ることを意味しています。
(4) 興味のある企業からの定期的な情報提供に80%以上がポジティブ

選考を受けたことがない企業であっても、興味があれば定期的な情報提供を歓迎する層が80%以上にのぼりました。「状況やタイミングによってはポジティブ」が41.9%と最多であり、候補者が「今すぐ転職したい」状態でなくても、関係を保つことが許容されている実態が浮かび上がります。
(5) パーソナライズされたアプローチを85%以上が重視

「自分に合った内容が送られること」の重要性について85%以上が肯定的に回答。一斉配信の時代は終わりつつあり、「どんな内容を、誰に、いつ届けるか」を設計できるかどうかが、候補者に選ばれる企業とそうでない企業の分水嶺になっていくことが示されました。
(6) 選考中の情報接触が意向形成に直結

選考中に求人票以外の情報に触れた候補者は97.7%。そのうち66.5%が「理解が深まり意向が上がった」と回答しました。候補者は選考中に企業を見極めており、その判断材料となる情報を企業側がどれだけ設計できるかが、意思決定を左右していることを示すデータです。
※ 本設問のみ別調査(調査期間:2024年10月28日~2025年11月28日/DOTFIND関連会社である株式会社Zhienius人材紹介事業経由の候補者953名)にて実施
(7) 求められる情報は多岐にわたり、網羅性とパーソナライズの両立が鍵

「職種や具体的な仕事内容」(39.4%)と「キャリアパスや働き方、福利厚生」(39.3%)がほぼ同率で上位に並ぶ一方、各項目間の差は比較的小さいことが特徴です。特定のコンテンツだけを用意すればよいわけではなく、網羅的に情報を揃えた上で、候補者一人ひとりの関心に合わせて届ける必要があることを示しています。
調査結果が示す市場の変化
本調査を通じて浮かび上がったのは、以下の3つの構造的な変化です。
1. 「再接点」は嫌われていない ― タレントプール施策の心理的障壁はデータで覆された
企業からの再アプローチを候補者の大多数がポジティブに受け止めており、「一度お見送りや辞退になった候補者に連絡したら失礼ではないか」という懸念は、少なくとも候補者側の実感とは乖離していることが明らかになりました。
2. 「何を届けるか」よりも「どんな内容を、誰に、いつ届けるか」が問われている
パーソナライズへの期待が85%を超え、情報接触が意向に直結する以上、画一的な配信ではなく、候補者の状態や関心に合わせた情報設計が採用成果を分ける時代に入っています。
3. 選考体験そのものが「次の接点」を生む資産になる
再応募理由の上位が「印象」と「選考体験」であることは、一度の選考で関係が終わるのではなく、選考の一つひとつが次の採用へのきっかけになっていることを意味しています。
代表コメント
株式会社DOTFIND 代表取締役 中島 陸
「採用現場には"一度ご縁がなかった候補者に連絡するのを控える"という空気があります。しかし今回の調査で見えたのは、候補者側の実感はまったく逆だということです。再接点はネガティブでは決してなく、適切な情報とタイミングがあれば、むしろ関係が深まる。一度の選考で関係が終わるのではなく、次の採用の起点になり得るのです。
採用はもはや"募集して待つ"行為ではなく、候補者との関係を設計し続ける経営活動です。当社はこの考え方を「プレファレンスリクルーティング」と定義し、データで関係設計を可能にする仕組みを提供していきます。」
「プレファレンスリクルーティング」の推進について
当社では、候補者の意向や関心の変化をデータで可視化し、最適なタイミング・内容・手法でアプローチを設計する採用手法「プレファレンスリクルーティング」を推進しています。
今回の調査結果は、企業が候補者との関係を継続的に設計することの合理性を候補者側のデータから裏付けるものであり、プレファレンスリクルーティングの考え方と合致するものです。
当社が提供する採用マーケティングSaaS「LEADFOR」の詳細は、以下よりご確認いただけます。
▶ https://leadfor.jp
調査データの詳細スライドや、タレントプール施策やパーソナライズしたアプローチの具体的な落とし込みをご希望の方は、上記サイトよりお気軽にお問い合わせください。タレントプール施策をこれから立ち上げる企業様向けに、設計観点の整理と活用の打ち手をご案内しています。
会社概要
会社名:株式会社DOTFIND
所在地:東京都渋谷区
代表者:代表取締役 中島 陸
事業内容:HRTech SaaSの企画・開発・運営
URL:https://leadfor.jp
本調査の転載・利用について
本調査結果の転載・引用に際しては、出典として「LEADFOR(DOTFIND調べ)」と明記をお願いいたします。
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