敦賀市の米澤市長は26日の会見で、市内の繁華街にあるかつて暴力団の事務所として使われていた建物と土地を買い取る方針を明らかにしました。
市が買い取るのは、敦賀市本町1丁目にある元暴力団・正木組の事務所として使われていた鉄筋コンクリート4階建ての建物と土地です。米澤市長は市民の安心を確保したいとしました。
米澤市長:
「反社会的な勢力が進出することも考えられなくもない。これで一つ皆様の心配が除去されたということでご理解いただけるとありがたい」
市によりますと、所有者の元組長らは市の買い取りに応じる意向を示しています。購入費用約7000万円を盛り込んだ補正予算案は6月議会で審議され、取得は秋以降を見込みます。