8月3日、熊本市は観測史上初めて酷暑日となる40.3度を観測し、被災地は命に関わる災害級の暑さとなっています。
熊本地震から7日目。
熊本県は災害との関連調査中も含め、死者が38人になったと発表しています。
地震があった7月28日に生まれた赤ちゃんは、お母さんに抱かれすやすやと眠っていました。
しかも、震度7の揺れが熊本県を襲うわずか15分前に生まれてきたといいます。
母・坂本希さん:
まだ分娩(ぶんべん)台で先生に処置をしていただいていたところだったんですけど、そのときに大きな揺れがきて、ベビーベッドもガタガタ揺れる感じだったので、助産師さんが必死で押さえてくれるという感じでした。クローゼットがあったんですけど、それが倒れてきそうで先生が押さえてくださった。横に揺れる形で長く感じました。
坂本さん夫婦には3人目の子供となった女の子。
父親の隆明さんは、2人の子供と病院に到着したところで地震に遭いました。
母・希さん:
これは午後4時52分なので、生まれて会ったばかりの時です。(Q.5人で最初の写真)そうです。お姉ちゃんは喜んでくれたけど、お兄ちゃんは何だろう?と見ていた。
午後4時52分には、家族5人そろって初めての写真を撮りました。
ところが、地震の影響で生まれたばかりの我が子は別の部屋に預けることになってしまったといいます。
母・希さん:
元気な顔は見られたんですけど(初めての)抱っこは翌日の昼に対面できたときで、なかなか顔を見せてくれなかったので、やっとこんな顔だったんだなって。
坂本家5人目の家族となった女の子の名前は?
母・希さん:
葵(あおい)です。葵という花が梅雨から初夏にかけて咲く花で、太陽に向かってまっすぐ大きな花を咲かせる。自分の夢に向かって前向きに頑張ってくれる子どもになってくれるといいなと思います。
坂本さんは8月2日に、無事退院。
自宅では、長男の律君が葵ちゃんをあやしていました。
一方で、母親の希さんは退院前に自宅に戻ることに不安を口にしていました。
母・希さん:
今はとにかく水の心配ですね。夏でもありますし、できればこまめに沐浴(もくよく)したいけど、そのあたりが不安。
被災地では、水不足によるミルクや衛生面での不安とともに余震の恐怖などが重く負担となっています。
<フジネットワーク サザエさん募金> 令和8年熊本地震被災地救援
