台湾の半導体製造大手・TSMCが熊本に建設を予定している第2工場について、第1工場の1.5倍の敷地面積で計画していることが分かった。
また、第2工場に必要な約1700人の雇用のうち500人が台湾からの技術者になる計画だ。
第2工場は第1工場の敷地面積1.5倍
TSMCは日本での第2工場を熊本に建設する計画で、第1工場と合わせると3兆円規模の投資額と約3400人の雇用が見込まれている。
2月24日、日本政府は第2工場に対して、最大で7320億円の支援を決定した。

経済産業省が公表したTSMCとJASMによる第2工場の整備計画によると、敷地面積は約32万平方メートル。広さは東京ドーム約7個分で、2月24日開所した第1工場の1.5倍を計画しているということだ。

一方、場所は“熊本県内”とされ、詳細は明らかになっていない。
台湾から500人が勤務 環境対策も計画に
また、計画では第2工場の人材1700人のうち、台湾から約500人が訪れる計画で、第1工場では既に台湾から約350人がやって来ている。

さらに環境対策についても、国際的に評価されるTSMCのノウハウを生かし、大気や河川への影響を最小限に抑えるよう取り組むとしている。
(テレビ熊本)