25日、長野県警が群馬県大泉町で行方不明になっていたベトナム人男性を捜索していたところ、男性は保護しましたが、一緒にいた東南アジア系の男2人が現場から逃走しました。保護された男性は「監禁されていた」と話していて、県警は逃げた2人の行方を追っています。
長野県警によりますと、22日、県内のベトナム人から「親族が行方不明になっている」と相談がありました。
男性は千葉県に住む20代で、警察が行方を捜していたところ、25日、群馬県大泉町のマンションの駐車場で男性を発見。警察官が話しかけたところ、一緒にいた男2人がその場から走って逃げました。
保護された男性は「マンションで監禁されていた」と話しており、部屋を調べたところ東南アジア系とみられる複数の男女がいたということです。
逃げた男2人は東南アジア系の20代から30代とみられ、ベトナム人男性が監禁されていた可能性があることから、警察が行方を追っています。
これを受けて、群馬県警は周辺住民に戸締りの徹底や不審な来訪者があった場合は、110番通報するよう呼び掛け、26日朝は児童の登校時間に合わせ、見守りやパトロールが行われました。
