熊本市中央区の認定こども園では、毎年恒例の『豆まき』が行われました。今年も保護者などが扮する鬼と子供たちが寒さを吹き飛ばす熱い戦いを繰り広げました。
【園児】「鬼は外、福は内」
熊本市中央区にある認定こども園『東海大学付属かもめ幼稚園』です。
節分の3日、園児たちは和やかな雰囲気で豆まきを楽しんでいました。
その頃、園内の別の部屋では…。
【鬼】
「鬼になりきる、頑張る」
6匹の鬼が、着々と準備を進めていました。
【鬼】
「状況を見ながらできるかがベテランと初めての(者の)違い」
鬼たちがまず突入したのは、0歳児と1歳児のクラス。
さっきまでの和やかな雰囲気は一変、教室内は子どもたちの悲鳴と泣き声に包まれます。
『怖がらせる』という『鬼』としての役割は果たせたかと思いきや、鬼たちは満足していません。
【鬼】
「加減が難しい。やりすぎたら振り向いてももらえないし、遠くてもリアクションしてもらえないし」
「小さい子は難しい。ひたすら逃げる(子どもたちを)バラけさせるように…」
しっかりと作戦を練り、次なる戦いの舞台へと向かいます。
怖がらせる鬼に対し、園児たちは新聞紙を丸めて作った豆を必死に投げつけ、教室から退散させました。
それぞれの教室を追われた鬼たち。グラウンドで年長組の園児たちとの〈最終決戦〉に臨みます。
【園児】
「がんばれ!」
すでに鬼退治を終えた子供たちの声援を受け、勇敢に戦う年長組の園児たち。
鬼たちは、なすすべなく逃げていきました。
【園児】
「こわくなかった」
「たのしかった」
「意外と(鬼は)よわい」一方、退治された鬼たちは。
【鬼】
「〈きつい〉より〈楽しい〉が勝った。いい思い出になった」
「今年で引退なので、(後輩の鬼には)〈楽しむ〉ということを引き継いでもらいたい」
今年一年間の無病息災を願って行われた『鬼退治』。
園児にとっても鬼にとっても楽しいイベントになったようです。