高知出身の漫画家・やなせたかしさんが生み出したアンパンマンのあまり知られていない資料が見られる特別展が香美市で開かれています。

空飛ぶアンパンマン。いつものかわいらしいイメージとは異なり、大人っぽい雰囲気が漂っています。約50年前にやなせたかしさんが雑誌「詩とメルヘン」に寄せた挿絵の原画が展示されています。

香美市のやなせたかし記念館で開かれている特別展「やなせたかしぼくと詩と絵と人生と」。展示では、やなせさんと作曲家・いずみたくさんが一緒に作った曲の楽譜や挿絵の原画などが並び、2人が手掛けた作品の世界を知ることができます。

いずみさんは、やなせさんが上京した時からの盟友で共に「手のひらを太陽に」などのヒット曲を生み出しました。中には初公開、1976年に東京で上演されたミュージカル「怪傑アンパンマン」の台本とポスターも展示されています。

今は映像が残っておらず、近年は上演されていないことからファンの間では「伝説の舞台」とも呼ばれています。その脚本を手がけたのがやなせさん、劇中の曲をつくったのがいずみさんです。

やなせたかし記念館・伊藤華 学芸員:
「やなせさんといずみさんとの交流について、仕事でどのような作品を作っていたのか分かる資料が多く展示されているので注目していただけたら」

この特別展は3月15日まで行われています。さらにー

川村和久アナウンサー:
「こちらの作品、実は1枚の葉っぱから作られています。坂本龍馬にカツオ、全て手作業で切られた切り絵なんです」

2025年に発表された、やなせたかし文化賞で最も優秀とされる大賞に選ばれた「葉っぱ切り絵」の作者・リトさんの作品展も開催中です。リトさんの「葉っぱ切り絵」は細かい所まで表現されていて、作品の世界観が面白いと海外のメディアでも取り上げられるほど注目されています。

今回はうさぎや熊など動物たちが祭りを楽しんでいる切り絵など、60作品が2月8日まで展示されています。

高知さんさんテレビ
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