連日続く“カラカラ天気”の影響で、茨城・水戸市の那珂川の水位が低下しています。

水戸市の1月の月間降水量は「0.0mm」。2026年に入って、一度もまとまった雨が降っていないという、84年ぶりの異常事態となっています。

さらに、水戸市役所には市民から「水道水からカビや土の臭いがする」という問い合わせが、40件ほど寄せられているといいます。
実際に、水戸市内にある水道から水を飲んでみると…。

取材スタッフ:
水戸市にあるこちらの水道なんですけども、見てみると無色透明でなんら変わりありませんよね。ただにおいを嗅いでみますと、少しカビっぽい臭いがしますね。
生活に使う水から“カビ臭” 健康被害の可能性は?
『サン!シャイン』取材班が、水道水の異臭に悩まされているという家庭を訪ねると、案内してくれたのは洗面所。

――この水は浄水器を通していないんですよね?
水道水から異臭がする住人:
そうですね、はい。そのままなので。
見た目は分からないので…普通に(この水で)歯磨きもしているんですけど、磨いた後、ぶくぶくってやると、カビの味がします。

水を飲ませてもらうと、外の水道から飲んだ水と同じように、“カビの臭い”が口の中に広がります。住人によると、約2週間前からカビ臭さを感じるようになったといいます。

もちろん、お風呂や洗濯などにも、このカビの臭いがする水道水をそのまま使わざるを得ないといいますが…。

水道水から異臭がする住人:
考えてみると…嫌ですね。体にも吸収するっていいますもんね。やっぱり、きれいにするためにお風呂も洗濯もするので。それがカビっていうと、やっぱりちょっと嫌ですね。
やっぱり…ちょっとこれが続くと体に害があったり、体の中にカビ入っちゃったら困るので、健康に害がないうちに早く直してほしいですね。

一体、この臭いはいつまで続くのでしょうか。
“カビ臭”の原因について、水戸市は「河川の水位が低下してくると、藍藻類という植物プランクトンの一種が、那珂川の川底に発生し、カビ臭物質を放出するようになります」と説明。
気になる健康被害については、「かび臭物質に毒性はなく、人体に影響はありません。水道水は飲用として安全にお使いいただけます」としています。

また、水戸市上下水道局は、家庭の水道水から異臭がした場合、以下の対策を呼びかけています。

「やかんなどで沸騰させたのち、ふたを取って5分から6分程度煮沸することで、臭気を和らげることができます。ただし、一度沸騰させた水道水は消毒効果がなくなるので、早めに使用してください」
(水戸市上下水道局HPより)

生活や農業にも影響を及ぼしている、“30年に一度”といわれる記録的少雨。
天達武史気象防災キャスターによると、まとまった雨は、今後1週間ほどは期待できないということです。
(「サン!シャイン」 2月3日放送)
