愛知県岡崎市と西尾市の『愛知12区』は、今回の衆院選で注目の選挙区です。中道改革連合の前職・重徳さんに、自民党の裏金議員として前回落選した元職・青山さんと参政党の新人・中川さんが挑む、三つ巴の戦いとなっています。
■前回落選の自民・青山氏「初心に帰って頑張る」
自民・元(推=維)青山周平氏:
「4年間任期満了まで衆議院が続けば、返り咲くチャンスすらありませんでした。まさに私には、降って湧いた話であります」
1月29日、岡崎市で開かれた集会で自身の状況をこう表現したのは、自民の元職・青山周平さんです。

前回の衆院選では、党の裏金問題の当事者として比例重複が認められず、トップと4万票以上の差をつけられ落選。およそ1年3カ月、浪人生活真っただ中の急転直下の総選挙です。
自民・元(推=維)青山周平氏:
「(裏金問題は)一生みそぎなんてものはありませんから、政治生命ずっと背負っていくもの。約束を果たしていくことで、長年かけて信頼を取り戻していくこと以外ない」
集会には、青山さんと当選同期で、“コバホーク”でおなじみ自民党の小林鷹之政調会長も応援に。
自民・小林鷹之政調会長:
「責任ある積極財政、ようやく周平さんに時代がついてきましたね」
明かしたのは、高市政権が掲げる「責任ある積極財政」というキーワードを、4年前から青山さんが中心に訴え続けてきたこと。青山さんは、世界の真ん中で輝ける日本経済を作ると、支持を訴えます。
自民・元(推=維)青山周平氏:
「心機一転がんばります。前回、落選を経験していますから、出直しで初心にかえってがんばります」
■中道・重徳氏「高市一強か、地元たたき上げの重徳か」
青山さんにこれまで4連勝してきた中道の前職・重徳和彦さん。今回、選挙前に結成された新党での戦いとなったことに…。
中道・前 重徳和彦氏:
「自分の足と有権者だけが頼りという選挙をずっとやってきたので、本当はもっと頼りになる政党に所属していればいいんだけど。新党ですから、広めていくのが僕のミッション」

1月31日に岡崎市で開かれた集会では、ガソリンの暫定税率廃止の実現が野党の結集にあったとアピール。今回の争点を聞ききました。
中道・前 重徳和彦氏:
「高市一強か、地元たたき上げの重徳か、その戦いだと思っています」
高市総理の高い支持率を背景に勢いに乗る自民党ですが、一強にしてはならないと訴えます。
中道・前 重徳和彦氏:
「(ガソリンの暫定税率廃止の)民意を反映させることができたのが、この1年3カ月でしょ。何が悲しくて自民党の、あるいは政府の意見しか通らないなんていう、そんなレベルの低い国会にもう一回おとしめるなんていうのは、絶対国益のためにやってはならない」
■参政・中川氏「新しい選択をしていただきたい」
初当選を目指すのは、参政党の新人・中川博登さんです。
参政・新 中川博登氏:
「与党と野党のなれ合いの中で生まれてきたのが、今の“失われた30年”、衰退の歴史でありました。しっかりとこれに歯止めをかけたい」

国会議員の秘書を20年以上続け、去年の参院選後は参政党の「さや」でおなじみ、塩入清香議員の秘書となりました。
選挙戦では、減税や社会保険料の削減により、強い日本経済を取り戻すと訴えます。
参政・新 中川博登氏:
「強い先輩お2人なものですから、胸を借りるという思いで。今まで政治をあきらめて、『もう何も変わらない』と思っていた方、今回はぜひ新しい選択をしていただきたいと思っています」
三つ巴の戦いとなった愛知12区。衆議院選挙は、2月8日投開票です。
