顧客の高齢女性の口座から現金を不正に引き出した疑いで、大阪・高槻市の元郵便局長が逮捕されました。出金の総額は1000万円に上る疑いも浮上しています。
窃盗の疑いで逮捕された高槻大蔵司郵便局の元局長、寺沢俊亮容疑者(35)。
寺沢容疑者は大阪府茨木市にあるATMで、顧客の女性(80代)のキャッシュカードを使い、口座から現金10万円を引き出した疑いが持たれ、容疑を認めています。
去年11月、女性が警察に申告したことで事件が発覚しました。
【顧客の高齢女性】「身に覚えがない現金の引き出しがある」
関西テレビは女性の親族を独自取材。女性の口座からは、多額の現金が繰り返し引き出されていたと話します。
【女性の親族】「3月7日に5万、(さらに)4万5000円ですか。で、10万、10万。
あと見ての通りずーっと10万円引かれてるんですね」
去年3月以降、出金は100回あまり続き、総額は1000万円以上に上るといいます。
警察などによると、寺沢容疑者は、生命保険の営業で数年前から女性を担当していて、キャッシュカードや通帳を預かることもあったということです。
女性はなぜだまされてしまったのでしょうか。
【女性の親族】「何となくやと思います。(女性は)認知症なんで」
(Q:(寺沢容疑者は)認知症を知っていた?)
【女性の親族】「知ってるんじゃないですか。雑談の中でそういう話をしたこともありますからね」
郵便局員という立場を利用したとみられる窃盗事件。警察は慎重に裏付け捜査を進めています。
(関西テレビ「newsランナー」2026年2月2日放送)