国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソンさんが、食道がんのため63歳で亡くなりました。

関西テレビの「旬感LIVE とれたてっ!」は追悼特集を放送し、その人柄と功績を振り返りました。

■「モーリーといた二十年間、幸せでした」パートナーからの言葉

モーリー・ロバートソンさんは先週木曜日、食道がんのため63歳で亡くなりました。事実婚のパートナーでミュージカル俳優の池田有希子さんは1日、自身のSNSでコメントを発表。

「昨年8月に食道がんの診断を受け、治療を開始しました。モーリーに生きる希望を与えてくれた全ての人、もの、音、光に感謝を。私の最愛の人でした。モーリーといた20年間、幸せでした。心からありがとう」と綴りました。

葬儀は近親者のみで執り行われたということです。

■ハーバードと東大に同時合格 音楽にも才能を発揮

1963年、アメリカ・ニューヨーク州で生まれたモーリーさん。父親の仕事の関係で5歳から広島県に移り住みました。1981年にはハーバード大学と東京大学に現役で同時合格を成し遂げるなど、世間をにぎわせました。

学業だけでなく音楽の才能も発揮。現代音楽や電子楽器の専門家として、数々の作品を発表されました。

また、俳優業にも挑戦し、ドラマで日本に開国を迫ったペリー役を演じるなど多彩な活躍をされていました。

■「とれたてっ!」を盛り上げた鋭い視点

「旬感LIVE とれたてっ!」が始まった2023年10月から昨年9月まで、29回にわたって出演されたモーリーさん。独自の切り口でまくしたてるように語る鋭さと、ふと見せるチャーミングな姿が、お茶の間から愛されました。

番組では、「私は現金給付も減税案も共にまったく効果を持たないと思います。本当に政治家がやるべきことっていうのは、痛みも含めてみんなで頑張ろうと思える状況を作ることじゃないですか」と鋭く切り込むコメントで番組を盛り上げていました。

■「紳士的な人」「何度も頼らせていただいた」

「とれたてっ!」の青木源太キャスターは「紳士的な人というイメージ」と振り返り、「本番前、誰よりも早く来て、椅子に座らずに立ったまま他の出演者を待っていて、他の出演者が来たら自分も座って、膝をそろえて本番を待っていた姿が印象に残っています」と語りました。

「初めて『とれたてっ!』に出たときに、私の楽屋に来て、このネクタイをプレゼントしてくださった。『本番中なんでも僕を頼ってよ』と言ってくださった」

「知性とか情報はもちろんですが、『こんな見方があるんだ』という新しい見方を常に番組の中で提供してくださる方で、文字通り私も何度も頼らせていただいて、番組を盛り上げていただきました。長きにわたってお力を貸してくださったこと、心から感謝いたします」と追悼の言葉を述べました。

「今でも振り返ると、そこにモーリーさんがいるような気がして、今にもしゃべりだしそうな気がしています。本当に寂しいです。モーリーさん、ゆっくりとおやすみください」


(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年2月2日放送)

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