7年間で小学生10人に性的暴行を加えた罪などに問われ1審で無期懲役の判決が言い渡された男の控訴審が大阪高等裁判所で始まりました。

柳本智也被告(29)は2016年から2022年にかけて、大阪府内の集合住宅で、小学生の女の子10人に性的暴行を加えた罪などに問われています。

去年2月、大阪地裁での裁判員裁判(伊藤寛樹裁判長)で「各犯行は女児らを狙って人格の根幹を傷つけたもので、卑劣・悪質の極み」と指摘し、検察の求刑通り法定刑上限の無期懲役の判決が言い渡されました。

この判決について柳本被告は「刑罰が重すぎると」などとして控訴していました。

きょう=2日始まった控訴審で柳本被告側は1審判決のあとに、一部の被害者に対して賠償金の支払いを提示するとともに「宥恕(ゆうじょ)」と呼ばれる処罰を求めないよう交渉をしたものの断られたことを明かしました。

そして、柳本被告は法廷で「私のしてしまった行為は到底許されない行為です。カウンセリングを受けて歪んだ考え方だったのが身に染みて感じています。被害者様には本当に申し訳なく思っています」と話しました。

検察官は被害者の母親の意見として「控訴を聞いて絶望した。一生刑務所がいい。一生許されません」などと読み上げ裁判は即日結審しました。

判決は5月11日に言い渡されます。

関西テレビ
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