2月8日投開票の衆議院議員選挙。30日は熊本4区の序盤戦の動きをお伝えします。自民党と日本維新の会の与党対決に国民民主党、共産党、参政党が加わり、県内の選挙区で最多の5人による戦いが繰り広げられています。

熊本4区は八代、人吉、天草など県内で最も広い選挙区で県内の選挙区で最も多い5人が立候補しています。

【国民・新 上田 至 候補(49)】
「まず手取りを増やす。社会保険料を減らす。あるいは所得税を最適なところにもっていく。それを古い政治はできていなかった。自民党の古い政治、自民党の壁を壊す」

国民民主党・新人の上田 至 さん。コンサルタント会社の社長として新規事業を手がけてきた経験を県南の振興につなげるとともに、党が掲げる『手取りを増やす』政策を実行したいと訴えます。

【選挙カーON】
「右でも左でも真ん中でもなく上だ!上田至です」

街頭演説には党所属の参議院議員も駆け付け知名度アップを図ります。

【国民・新 上田 至 候補(49)】
「県南地域の経済。〈北高南低〉の構造の是正を強く訴えたい。県南が追いついていくためには特性を生かした事業を興すとか農業をつくっていくなどの工夫が必要になる。そういうところに力を注ぎたい」

【維新・元 矢上 雅義 候補(65)】
「コメを一生懸命作る人の主流は75歳前後。コメを作って、余ったときは政府が下支えしないと後継者がいない。国政に届けるために命がけで頑張ります」

日本維新の会、元職の矢上 雅義 さん。これまで衆議院議員を通算3期務め、前回の衆院選では維新から野党の立場で出馬しましたが、今回は自民と連立を組んだことで与党の立場で戦います。

自民の前職との与党対決について矢上さんは企業や団体優先ではなく、地域密着を訴えます。

選挙戦では維新の県組織の副代表を務める松野 明美 参議院議員も応援に入り、「与党の中で維新の果たす役割は大きい」と強調します。

【日本維新の会熊本県総支部 副代表 松野 明美 参議院議員】
「自民だけではだめ。アクセル役、ブレーキ役を日本維新の会がパートナーとして役目を果たしたい」

【参政・新 植田 貴俊 候補(41)】
「参政党が掲げる『ひとりひとりが日本』という言葉がある。地域を支える一人一人が輝くようなまちづくり、国づくりを行いたい」

建設コンサルタントで参政党・新人の植田 貴俊 さんは前回の衆院選に続き2度目の国政挑戦です。

八代市の神社から選挙戦をスタートさせた植田さんは、「参政党が掲げる積極財政を実現して、中小企業や第1次産業従事者の経営の基盤を整え、国政の場から日本や地域を良くしたい」と訴えます。また30日は、地元・天草を回りました。

【参政・新 植田 貴俊 候補(41)】
「農業、漁業、林業を一生懸命している方の生活を保障する。その上で日本の食料自給率向上のために貢献していただく基盤を整えたい」

【共産・新 本村 公美子 候補(68)】
「政府は物価高対策を何もしないまま解散した。無責任だ。物価高対策として消費税をまず5%に、その後廃止したら一番の対策になる」

保育士で共産党・新人の本村 久美子さん。人吉市での第一声では「物価高対策を行わないまま衆議院を解散した」と高市総理を批判しました。

元・人吉市議で去年亡くなった夫の遺志を継ぎ、球磨川の支流・川辺川に国が建設を計画している流水型ダムについては断固反対の姿勢。自身の出身地である球磨郡五木村での遊説では「きれいな川辺川を守りたい」と訴え、与党の自民や維新との違いを鮮明にします。

【共産・新 本村 久美子 候補(68)】
「ダムでない方法で命、財産、自然を守る。住宅のかさ上げなどに力を入れていく」

【自民・前 金子 恭之 候補(64)】
「決断力、実行力、日本を引っ張るのは高市首相しかいない。政界のど真ん中で、これからも働かせて」

自民党・前職で10回目の当選を目指す金子 恭之さん。

高市内閣で国土交通大臣を務める金子さんは、2020年の7月豪雨や去年8月の記録的大雨を挙げ、「災害に強いまちづくりを進める中、3カ月で国交大臣を辞めるわけにはいかない」と高市政権の継続を訴えました。

選挙期間中、地元での活動は限られ、平日はほとんど県外へ。28日は宮崎で応援演説を行いました。

限られたスケジュールの中、選挙戦初日は一日かけて芦北町や津奈木町、球磨郡などを選挙カーで駆け巡りました。

【自民・前 金子 恭之 候補(64)】
「今回10回目の選挙ですが、自分の選挙でこれだけ地元を離れることはないので不安。(出陣式に)多くの人たちに来てもらったので元気をいただいて(政界の)ど真ん中で働けるように頑張っていきたい」

テレビ熊本
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