1月27日公示され2月8日に投開票を迎える衆議院議員選挙。解散から投開票まで戦後最短の16日間という異例の選挙戦に突入しました。
急転直下の選挙となったことで県内でも様々な影響が出ています。詳しく取材しました。
大分県内は3つの選挙区に12人が立候補し論戦が繰り広げられています。
衆院選は2024年10月にもありました。頻繁に行われているイメージがありますが、衆議院によりますと1946年に新しい憲法が公布されて以降、いままでに28回の衆議院選挙が行われていてこのうち任期の4年が終わるタイミングで行われたのは1976年の1回のみ。
ほとんど「解散」をして選挙が行われています。
解散して総選挙を行うことでその時の内閣の政策などについて国民に信を問い、『最新の民意』を政治に反映させるという目的で行われています。
衆議院を解散できるのは事実上、内閣総理大臣だけで「伝家の宝刀」とも言われているんです。
今回の選挙で大きな争点となっているのが私たちの生活にも直結する消費税の減税など物価高対策。
このほか「外交・安全保障」「外国人政策」など様々な問題について論戦が繰り広げられています。
ただ、急転直下の選挙となったことで県内でも様々な影響が出ています。
◆コスモレンタル財前直人さん
「投開票日が決定したので前もった施工の工程と調整を行うのは少し大変」
大分市でイベント会場の設営や備品のレンタルなどを手掛けているこちらの会社。
高市総理の解散表明翌日、立候補者の選挙事務所の備品や事務所開きの神事で使う道具の準備で慌ただしくなっていました。
2月の総選挙は36年ぶりということで、こんなことも。
◆コスモレンタル財前直人さん
「このシーズンでいうと入試、受験の(設営)予定があったが在庫の範囲内で対応が可能」
受験会場での作業に加え、急な選挙への対応で在庫準備や人手の確保が急いで進められていました。
候補者のポスターが貼られるこちらの掲示板にも影響が。
◆大分市選挙管理委員会軸丸貴史さん
「掲示板の裏の構造を少し簡略化して作成をお願いしている」
681か所に掲示板を設置した大分市。
公示日前日までの短い期間で作業を終えるために掲示板の木の枠を減らすといった異例の対応を行っていました。
慌ただしい選挙となったことでこんな影響も。
こちらは投票の時に持っていく入場整理券です。投票所の場所や投票日などが記載されています。
しかし、印刷が追い付かず県内でも公示日までに有権者に届かない異例の事態になっています。
TOSが調べたところ姫島村を除くすべての市と町が公示日までに有権者に届いていませんでした。
このうち、国東市、豊後高田市、杵築市、宇佐市、佐伯市、津久見市、日田市は2月に入ってから自宅に届く可能性があり、大分市内では投票日の3日前の2月5日ごろに届く予定です。
投票出来るのかと心配な人もいるかもしれませんが、この入場整理券が無くても期日前投票は出来ます。県の選挙管理委員会によりますと投票所で「宣誓書」に名前や住所などを書いて本人確認すれば投票出来るということです。
期日前投票は県内108か所で行われています。投開票日は2月8日です。