衆議院議員選挙は、秋田県内3つの選挙区で論戦が展開されています。真冬の選挙を容赦なく襲うのが大雪です。平年の2~3倍の積雪となっている地域が多い上に寒さが続く中、厳しい戦いとなっているのは候補者だけではありません。
佐藤啓官房副長官:
「今回の衆議院選挙では、各選挙管理委員会において、大雪も到来する中での準備に大変ご苦労いただいている。大雪が見込まれるなど投票日に都合がつかない人は、期日前投票を利用いただくことも可能」
2月の投開票は36年ぶり。衆院選は異例の真冬の決戦となっています。
県内各地の積雪は、29日午後3時時点で北秋田市阿仁合が151センチ、仙北市角館が129センチ、鹿角市が113センチなど、内陸部を中心に1メートルを超えているほか、多くの地点で平年の2~3倍の積雪となっています。
秋田地方気象台は「30日にかけて大雪となる恐れがある」として注意・警戒を呼びかけています。
真冬の戦い――これまでの選挙戦ではよく目にした候補者の屋外での演説はあまり見られないほか、夜の活動を控える傾向があります。
ある陣営の関係者は「遊説は、路面が悪かったり交通がスムーズではなかったりするため、時間が読めない」と頭を悩ませていました。
また、内陸北部の選挙管理委員会は「雪や寒さが投票率の低下につながるかもしれない。特に高齢者や車がない人は投票所に足が向かないかもしれない」と不安な表情を浮かべていました。
候補者の“戦い方”に変化をもたらした真冬の選挙戦。有権者の投票意欲に影響を及ぼさないよう、関係者の試行錯誤が続いています。