けがの手当てを受けながら、警察官に事情を説明する日本人の男性。
フィリピンの首都マニラで強盗被害に遭った直後の様子です。
その事件の一部始終をカメラが捉えていました。
多くの車が行き交う道路。
そのすぐ横の歩道で、犯人に殴られながらも必死に抵抗しているのが被害者の男性です。
やがて、相手は地面に倒れ込んだ男性からかばんを無理やり奪い取り、その場から走り去りました。
フィリピン当局によると、襲われたのは62歳の日本人男性で、棒のようなもので頭を殴られ、骨にひびが入るなどの大けがをしたということです。
事件直前の付近の防犯カメラには、日本人男性が通り過ぎたあとをつけるように歩く、白いTシャツに帽子姿の犯人の姿が映っていました。
その手には、木の棒のようなものが握られているのが確認できます。
その後、こうした防犯カメラの映像などによる捜査から、男は逮捕されました。
公開された写真には、被害男性が病院のベッドの上で男を指さし、自分を襲った人物だと特定している様子が写っていました。
マニラでは同じ日、別の場所でもタクシーに乗っていた日本人が複数台のバイクに囲まれ、拳銃のようなものを突き付けられる事件が起きました。
被害者は顔などを複数回殴られたものの、抵抗したため犯人グループは何も奪わずに逃走したということです。
日本大使館は、強盗の被害に遭った際は抵抗せず、身の安全を最優先に考えて行動するよう呼びかけています。