ススキノのホテルで男性が殺害され首が持ち去られた事件。
娘の犯行を手助けした父親の裁判で、札幌高裁は有罪判決を言い渡したものの、1審から刑を軽くする判断を下しました。
2023年、ススキノのホテルで男性が殺害され頭部が持ち去られた事件。
札幌の精神科医・田村修被告(62)は、一審の札幌地裁で娘の瑠奈被告による死体遺棄と死体損壊を手助けした「ほう助」の罪で、懲役1年4か月・執行猶予4年の有罪判決を受けました。
判決のポイントの一つが、死体遺棄を手助けしたと言えるのかどうか。
1審では、瑠奈被告が男性の頭部を自宅に置いておくことを修被告が容認したことが死体遺棄を手伝う、「ほう助」にあたると判断されました。
しかし、1月27日の二審判決で札幌高裁の青沼潔裁判長は瑠奈被告が頭部を持ち込んだ時点で死体遺棄罪は終了していると判断。
その後の修被告の対応は「ほう助」にはあたらない、としました。
一方で遺体の損壊を手助けしたことなどは認めました。
そのうえで1審の判決を破棄し”減刑”となる懲役1年・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。